民事再生法手続き中の九州最大手の書店チェーン明林堂書店(大分県別府市)を、全国に書店を展開する宮脇書店(高松市)グループが支援することが29日、分かった。両社とも郊外店が多く、全国に店舗網を持つ宮脇書店のノウハウを生かして経営再建を進める。 同社のグループ会社が明林堂の全株式を取得して事業を引き継ぐ。 明林堂は現在、九州や中国地方で約80店の書店を展開。宮脇書店は全国に約320店を持つが、九州では約10店と手薄で競合も少なく、支援に乗り出すことを決めた。 不採算店の閉鎖は極力避け、経費削減などで黒字化を図りたい考え。同社の宮脇富子会長は「お客さまや雇用に貢献する地域の本屋として役立ちたい」と話した。 明林堂書店は1982年に創業。ピーク時の2001年9月期には120店を展開し、売上高は約211億円に上った。だが、近年は競争激化や若者の書籍離れで売り上げが低迷。中古ゴルフショップや焼き肉店に
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