_ 良くわからないが琴線に触れるものがある ティプトリー月間も終わりで、一気に5冊買ったうち、輝くもの天より堕ち以外はすべて読んだ。 いろいろ思うところがあるが、さすがに60年代末期からの人だけに、いろいろな時代精神の発現があり、それにより既視感というよりも既読感に悩まされる。 たとえば、たったひとつの冴えたやりかたの2つめ、グッドナイトスイーツハーツを読み、それからしばらくたって、故郷から10000年光年のマザーインザスカイウィズダイアモンズ――突然思い出したが、KNIGHT OF THE DIAMONDをDIAMONDSと打ったか、あるいは定冠詞を抜いたか(それは、日本語版の箱が日本の慣習で冠詞か複数形のsを抜いていたからだが)、最後の最後で吹っ飛ばされた悪夢――を読み、まるで双子の兄弟のような、多分映画化すればジャックブラックなんだろうけど、おれとしてはニール?ヤングを推薦したいとこ