ナショナルが5月より販売開始する“体組成バランス計”「EW-FA70」(オープン価格、実売想定価格は2万円前後)は、光センサーで皮下脂肪を測定できる「皮下脂肪スキャナー」を搭載した家庭用の健康測定器具(体組成計)だ。 一昔前ならば家庭用の健康測定器具といえば体重計が関の山だったが、近年では健康志向の高まりもあり、体脂肪率や筋肉量なども同時に測定できる体組成計の普及がめざましい。4月からはメタボリックシンドロームの早期発見を目的とした健康診査も義務化されることから、“自分のカラダがいま、どうなっているか”という状態把握への関心はさらに高まると予想される。 そこで活躍するのがEW-FA70だ。一見したところは大きめの体重計だが、脂肪測定器を内蔵したメーター部分が本体より取り外せるようになっており、このメーター部分を「二の腕」「おなか」「太もも」にあてるだけで皮下脂肪の厚みをミリ単位で測定する。