硬貨の落札額としては世界最高の49万5000豪ドル(約4800万円)で落札されたオーストラリア初の硬貨「穴あきドル(Holey Dollar)」(2013年3月6日写真提供)。(c)AFP/COINWORKS 【3月8日 AFP】「穴あきドル(Holey Dollar)」の通称で知られるオーストラリア初の硬貨の1枚が6日、豪メルボルン(Melbourne)で競売にかけられ、硬貨の落札額としては世界最高となる49万5000豪ドル(約4800万円)で個人コレクターに落札された。 この「穴あきドル」は1812年、英国の流刑植民地だったニューサウスウェールズ(New South Wales)での通貨不足を解消するため、ラックラン・マッコーリー(Lachlan Macquarie)植民地総督がスペインドル銀貨4万枚から作らせたうちの1枚だ。 マッコーリー総督は、貨幣偽造で有罪となってニュージーランド