この画像を大きなサイズで見る 一日の終り、ベッドに入り就寝した。ところが夜更け過ぎ、突如目が覚めた。すると部屋の中に潜む不気味な影が!悲鳴を上げようとしたが声が出ない。体も動かない。 こんな経験をしたことはないだろうか?これは俗にいう金縛りというもので、幻覚を伴うために心霊現象に結び付けて考えられている。一生の内に約40パーセントの人が味わうと言われている恐怖体験であるが、この度、米カリフォルニア大学サン・ディエゴ校の研究者がその不可思議な仕組みを解明したと発表した。 彼らによれば、体が硬直する現象は、レム睡眠中に目を覚ました為に起こる睡眠麻痺によるもので、幻覚が見えたのは、”自己”の神経マップを維持する脳内領域が混乱してしまうことが原因だという。 研究チームの見解では、夢を見ていることが多いレム睡眠中に目を覚ますと、睡眠麻痺が起こりやすくなるという。レム睡眠は夜寝ている間90分毎に5~1