各国の漫画文化と、デジタル化の現状 シンポジウムでは、日本で声優や歌手として活躍するロシア出身のジェーニャ氏を司会に、フランス大使館のクレア・テュオーデ氏、イタリア文化会館のエドアルド・クリサフッリ氏、セルバンテス文化センターのマヌエル・ペレス氏、漫画家のちばてつや氏と里中満智子氏を迎え、「デジタル」をテーマに海外と日本の漫画のデジタル化事情や、デジタル化がもたらす新たな可能性などについて話し合いが行われた。 フランスで広がる漫画のデジタル化 「バンド・デシネ」と呼ばれる漫画をご存じだろうか。フランスやベルギーを中心に制作されている漫画のことで、日本のそれと違い、その多くはフルカラーで、判型も大判のものが多い。また、制作のペースも緩やかで、1冊の消費サイクルも長いという特徴がある。エルジェ、メビウス、エンキ・ビラルなど有名な作家の作品は日本の書店でも販売されており、『AKIRA』などで知ら
第38回講談社漫画賞の受賞作が発表された。一般部門には雲田はるこ「昭和元禄落語心中」、少女部門にはタアモ「たいようのいえ」、少年部門には勝木光「ベイビーステップ」、児童部門には小西紀行「妖怪ウォッチ」がそれぞれ輝いた。 「昭和元禄落語心中」はITAN(講談社)にて連載中。刑務所に収監されていた主人公が名人の落語に魅了され、出所後に噺家を志すというストーリーだ。第17回文化庁メディア芸術祭では、マンガ部門の優秀賞に選ばれた。 「たいようのいえ」はデザート(講談社)で発表されているラブストーリー。家庭で疎外感を感じていた女子高生・真魚(まお)と、家族がいない青年・基(ひろ)との同居生活を描く。 「ベイビーステップ」は週刊少年マガジン(講談社)に掲載されている、テニスを題材としたスポーツマンガ。4月からTVアニメも放映中だ。また月刊コロコロコミック(小学館)にて連載されている「妖怪ウォッチ」は、
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ねとらぼ読者のみなさん、こんにちは。虚構新聞の社主UKです。 月日が経つのは早いもので、「虚構抜きで書いてるの?」と疑われながら始まった本連載も、日を追うごとに「おい、どうやらマジメに書いているらしいぞ」とささやかれ、いつの間にやら11回目を迎えました。これもひとえに、社主の類まれなる選別眼読者のみなさんからのご声援のおかげです。あ、あと最近「ねとらぼ」記事では芸人顔負けに体を張っている敏腕美人編集M女史にも大変お世話になりました。 何だか少女マンガの「あとがき&スペシャルサンクス」みたいな書き出しですが、ともあれこれが今年最後の連載です。 今年もたくさんマンガ読んだよー! 年末だから今年のマンガを振り返ろう さて、毎年年末ともなるとマンガ界隈はにわかに盛り上がりを見せはじめます。というのも、「ダ・ヴィンチ」「オトナファミ」など、書
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