富山市出身の人気イラストレーター森沢晴行さんがデザインした防犯キャラクターの特大ステッカーを貼った富山市の防犯パトロール車(青パト)が市内の巡回を始めた。県内初の公用「痛車(いたしゃ)」として人気を博しそうだ。 車体にアニメキャラクターなどのイラストをあしらった自動車は「痛車」と呼ばれ、若者の間で親しまれている。 イラストは、同市が若者や子供向けの防犯啓発に役立てようと3月に導入した防犯キャラクター「神通ゆい」と「風間あおい」。同市生活安全交通課が予算額10万3000円で製作した特大ステッカーを青パトのボンネットや車体側面に貼り付けた。 同市は2人の年齢を「20歳」と公表しているが、職業などの設定については「今後すこしずつ語っていきたい」としている。 森沢さんは、若者向けのライトノベルの表紙絵やゲームキャラクターのデザイナーとして活躍している。