印刷 東海テレビ(名古屋市)が情報番組「ぴーかんテレビ」で、岩手県産米のプレゼント当選者を「怪しいお米 セシウムさん」などとするテロップを流した問題で、同番組を提供するスポンサー企業の降板が相次いでいることが分かった。 「ぴーかんテレビ」は月曜〜金曜の放送。東海テレビは問題発覚翌日の5日から番組を休止し、代わりにアニメ番組を放送中。スポンサー各社には引き続きCM提供のお願いなどをしているが、風当たりは強い。 金曜のスポンサーだった子供服メーカーのミキハウス(大阪府八尾市)は、番組提供の打ち切りを決めた。「不適切な番組であり、抗議の意思を示す」としている。 製パン大手のフジパングループ本社(名古屋市)も火曜と金曜のスポンサーを降板した。消費者から「提供を続けるのか」など問い合わせや苦情が約50件寄せられ、企業イメージの悪化につながると判断した。「たとえ番組が再開しても、うちが提供する