『ムカデ人間』をDVDにて鑑賞。id:doyさんのご好意により観ることが出来ました。本当にありがとうございます。 荒木飛呂彦先生によるところの「田舎に行ったら襲われたホラー」の系譜。ドイツの田舎に行った旅行者二人(しかも女の子)の車がパンクして、あたふたしてたところ、マッドサイエンティストにとっつかまってしまい、彼がかねてからやってみたかった「ムカデ人間」の実験台になってしまうというのがあらすじ。 映画の見所はなんといっても肛門と口を手術によってくっつけられ、ムカデ人間にさせられてしまうという部分なのだが(上記の画像参照)、その人を喰ったようなタイトルとティーザーからは想像もつかないほど実はまっとうな作りで、田舎で立ち往生してからの流れは完全に『悪魔のいけにえ』であり、一瞬だけ助かるかもしれないというプロット上のツイストは『ミザリー』を彷彿させ、ラストの展開も含め、映画はクラシカルなホラー