ロボットは「電子人間」として認められるべき? 150人以上の専門家がEUの提言に反対2018.05.01 22:0017,389 塚本 紺 ロボットによる過失の法的責任は誰にあるのか? 昨年、EUがロボットに対して「電子人間」という法的地位を与えるべき、とする法整備の議論が展開されて話題になったのをご存知でしょうか。電子人間、原文ではelectronic personsです。エレクトロニック・パーソン…SF好きな私としては、この単語を聞いただけでとりあえず人間が絶滅寸前まで追い込まれて最終的に動物園に入れられるところまでシナリオを妄想してしまうわけです。が、EUによるこの提案に危惧を覚えたのは私のような妄想屋さんだけではなく、AIやロボティクス、法律に倫理学の専門家たちも同様のようです。そして先日、14カ国の国から150人以上の専門家がこのEUの提言を批判する公開書簡に署名をしました。 E