AppleとFBIが、銃乱射事件の犯人が持っていたiPhoneのロック解除を巡って対立していた2016年2月頃、FBIのスパイと女性弁護士が交わしたメッセージの内容が公開されました。プライバシー尊重を主張したAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)を「偽善者」呼ばわりしています。 FBIのスパイと女性弁護士の親密なやりとり 米連邦上院議会に設置された「国家の安全保障と政府の政策に関する上院委員会」に、元大統領選候補のヒラリー・クリントン氏に関する調査の証拠として、FBIの諜報エージェント(スパイ)であるピーター・ストラーゾック氏と、FBIの弁護士リサ・ペイジ氏のメッセージが提出されました。 親しげにメッセージをやりとりする2人は、AppleとFBIが争った、銃乱射事件の犯人が持っていたiPhone5cの捜査を担当していませんが、Appleのプライバシー保護の姿勢に苛立つやり取りが