実家のお寺から葬儀屋へと転職した次男坊、九条颯馬(独身)は持病の腰痛?で急遽異世界に。 小さな村で生活のため、冒険者になったはいいものの、ギルドに騙され、与えられたのは最低ランクのカッパープレート。 それに挫けることなく日々の雑務をこなしながらも、九条は不慣れな異世界生活を送っていた。 そんな九条を優しく癒してくれるのは、ギルドの担当職員である少女ミア(10)と、森で助けた狐のカガリ(モフモフ)。 とは言えそんな日常も長くは続かず、ある日を境に九条は人生の転機を迎えることとなる。 ダンジョンで手に入れた魔法書。村を襲う盗賊団に、新たなる出会い。そして見直された九条の評価。 それは目標であるスローライフに一歩前進したかのようにも見えたのだが、現実はそう甘くない。 今度は九条を利用しようと擦り寄…続きを読む