16日午前11時25分頃、北海道浦臼町の河川敷で横転した車を捜索中の警察官らが発見、車中にいた北海道奈井江町、無職相馬愛政(よしまさ)さん(81)と孫の相模原市、木村澄海(すかい)ちゃん(3)の2人が救出された。 2人は車中で一晩を過ごしており、足に軽い凍傷を負って入院したが、澄海ちゃんは一緒にいた愛犬「ジュニア」を抱いていたという。 2人は15日午後4時頃に家を出たが、相馬さんの家族から「帰宅しない」と北海道警砂川署に通報があり、道警などは16日から70人態勢で石狩川の河川敷などを捜索し、隣町の浦臼町で車を見つけた。 2人と一緒にいた「ジュニア」はラブラドルレトリバーで、高さ約80センチの大型犬。犬の散歩は相馬さんの日課で、澄海ちゃんは母親(39)とともに帰省しており、よく犬と一緒に出かけていたという。救出後、澄海ちゃんは救急隊員に対し、「犬を抱いて暖まっていた」と説明するなど、元気な様