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プロダクトマネジメントに携わる人たちの学びの場として開催された「プロダクトマネージャーカンファレンス 2024」。本イベント内で行われたセッション「プロダクトマネージャーの良い意思決定についてQuestする」の模様を全文でお届けします。本記事では、シリコンバレーに在住19年でLinkedInのシニアPMの曽根原春樹氏が、判断を歪める意思決定バイアスについて語ります。 意思決定で陥りがちな4つのバイアス曽根原春樹氏:今日は意思決定にまつわるバイアスを4つお話しします。みなさんにチェック項目をお話ししますので、この話を聞きながら「自分はこれにトラップされていないかな?」ということをぜひ自己問答してほしいんですね。 ということで、「プロダクトに関わる意思決定で陥りがちな、バイアスと対処方法」ということで順番にお話ししていきます。まずは、「間違ったこだわり」というところからいきたいと思います。よく
社会全体のウェルビーイング向上に貢献することを目指したサービスを提供する株式会社メタメンターのセミナーに、『イノベーション実践手法』の著者で、執行役員としてスリーエムジャパンで業務改革を実践した大久保孝俊氏が登壇。「脳の構造」を客観的に理解することの重要性や、AIの思考と人間の思考の違いなどを解説しました。 「脳の構造」を客観的に理解することの重要性大久保孝俊氏:はじめまして、大久保と申します。現在、早稲田大学のビジネススクールで、イノベーションに関わる「どう設計していくか」ということを中心に活動しています。 まず、今日の流れですが、私の自己紹介をした後、「なぜ今日このような話ができるのか」という背景についてお話しします。その後、人間の本質に基づくリーダーシップの考え方について進めていきます。 ホモ・サピエンスが生まれてから約20万年、農耕が始まったのは約1万年前です。そして、1万年前の脳
社会全体のウェルビーイング向上に貢献することを目指したサービスを提供する株式会社メタメンターのセミナーに、『イノベーション実践手法』の著者で、執行役員としてスリーエムジャパンで業務改革を実践した大久保孝俊氏が登壇。イノベーションのために協力し合う文化を育むマネジメントや、脳の「省エネ構造」がもたらす認知の歪みについて解説しました。 人間の意志決定では「感情」と「論理」のどちらが優位に働くか? 大久保孝俊氏:次に「人間の本質:課題分析と解決の限界」についてお話しします。このテーマでは、人間の意志決定において感情と論理のどちらが優位に働くか、という点が重要になります。論理が強いと思われがちですが、実際には感情が意志決定に大きな影響を及ぼすのが人間の脳の構造です。 この点を説明するために、よく知られている「トロッコ問題」を取り上げます。問題の内容は次のようなものです。 山の線路を走るトロッコのブ
フューチャー株式会社(フューチャーアーキテクト株式会社)の講演では、シニアアーキテクト渋川氏とコンサルタント大岩氏が、IT業界における多様なドメイン知識の重要性について語りました。アパレル、生活インフラ、流通小売りなど幅広い分野での実績を持つ渋川氏は、グランドデザイン、要件定義、システム開発、運用まで一気通貫で担うITコンサルの視点から、AIや市場の変化に対応するキャリア戦略を解説。技術書執筆や組織での成長など、40年先を見据えたITエンジニアの生存戦略について具体的に示唆しました。 アパレルから生活インフラまで、多様なドメイン知識渋川よしき氏(以下、渋川):あとは右側はフューチャーの実際の売上比率がどんなところかとか、どういうドメインに関わっているかみたいなところを書いているものなんですけれども。例えばアパレルのお客さまといっても自分で商品を作って販売まで行っているお客さまだと、製造の機
株式会社ラクスが登壇したイベント「1人マーケでも持続可能なBtoBコンテンツマーケティング戦略〜LTVを最大化する顧客体験・顧客接点の作り方〜」では、営業がフォローできていない顧客との接点を維持したり、長期検討の顧客の失注を防ぐうえで効果的な「配配メール」施策の事例と活用方法を解説します。 「メール施策」は世界的にもROIが高い取り組みとして評価宮坂夏生氏:こちらの「配配メール」というサービスは、企業の商談獲得活動を効果的に楽に行えるサービスとなっております。ノウハウ提供と無料のアフターフォローが充実しているので、初めてでも簡単に運用できるのが特徴です。 最近は、昔の配配メールとだいぶ様変わりしてきておりまして、新規顧客開拓をサポートする機能が続々とリリースされております。例えば「企業リストダウンロードオプション」や「フォーム機能」「ポップアップ機能」などですね。「こんな機能があったんだ。
プロダクトマネジメントに携わる人たちの学びの場として開催された「プロダクトマネージャーカンファレンス 2024」。本イベント内で行われたセッション「プロダクトマネージャーの良い意思決定についてQuestする」の模様を全文でお届けします。本記事では、シリコンバレーに在住19年でLinkedInのシニアPMの曽根原春樹氏が、ユニコーン企業の失敗例をもとに意思決定の重要性を語ります。 シリコンバレーに在住19年の曽根原春樹氏が登壇曽根原春樹氏:それでは、ここから私のセッションということになりますけども、お越しいただきまして、本当にありがとうございます。 毎年毎年呼んでいただいて本当にありがたい限りですし、「また会いましたね」という方もいれば、「はじめまして」という方もいると思うんですけども。ぜひみなさんへ、刺激になるような話を今年もできればなと思っていますので、よろしくお願いします。 軽くち
社会全体のウェルビーイング向上に貢献することを目指したサービスを提供する株式会社メタメンターのセミナーに、『イノベーション実践手法』の著者で、執行役員としてスリーエムジャパンで業務改革を実践した大久保孝俊氏が登壇。150人規模の組織が持つ特性とマネジメントのポイント、部下の自主性を引き出す「WANTS」の重要性について解説しました。 組織運営に影響を与える「ダンバー数」の法則大久保孝俊氏:もう1つ興味深い話として、私の友人が関西で中小企業のコンサルタントをしている中で教えてくれた「失敗の法則」について触れておきます。これは特に、偏差値の高い大学を卒業し、大企業に勤めた後、後を継ぐために家業の中小企業に移る際にしばしば見られるパターンです。 この失敗の背景には、人間関係やコミュニケーション能力に関連する「ダンバー数」という概念が関係しています。イギリスの人類学者ロビン・ダンバーが提唱したダン
こんなはずでは……と後悔しない 基幹システム刷新に効く、人材確保のための2つの具体策提供:ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社 基幹システムの刷新は「ERPを単に新しいものに置き換えるだけ」では終わりません。実現性の高いロードマップをいかに見積もるか、キーパーソンとなる人材をどのように確保・育成するか……多くの課題が山積しています。ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズによるセミナー「『後悔しない』基幹システム刷新の走り出し方~これからの基幹システム刷新~」で行われたセッションの後半を紹介する当記事では、現行パートナーについての数々の“誤解”や人材確保のための具体策などをプロフェッショナルが詳細に解説します。 このコミュニティのログ一覧はこちら 実現性のあるロードマップをどう見積もるか阪田祐介氏(以下、阪田):ありがとうございます。では先ほどのお話を踏まえて、構想がある程度、
「仕事が終わらず残業してばかり」「がんばっているのに成果が上がらない」こんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。今回は、『ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密』著者でドイツ式ライフスタイルコーチの西村栄基氏にインタビューしました。本記事では、残業せずに結果を出すドイツ人の習慣や日本人との働き方の違いに迫ります。 ドイツと日本、マネジメントの仕方の違い ——前回、残業せずに成果を上げるドイツ式のタスク管理やスケジュールの工夫をお話しいただきました。ここからはマネージャーの働き方についてもおうかがいできればと思います。ドイツと日本では、マネジメントの仕方にどんな違いがあると思われますか? 西村さんが日本からドイツに行かれて感じた点を、おうかがいしたいです。 西村栄基氏(以下、西村):ドイツのマネージャーは「マネジメントの専門職」という位置づけがほとんどだと思います。
日本最大のビジネススクール「グロービス経営大学院」が、ビジネスパーソンに向けて、予測不能な時代に活躍するチャンスを掴むヒントを配信するVoicyチャンネル『ちょっと差がつくビジネスサプリ』。今回は、ミス、抜け漏れ、クレームなどのネガティブな報告が上がってきた時の上司の対応についてお届けします。 部下からミスの報告が上がった時、どう反応する?熊谷翔大氏:今日はネガティブな報告の返し方がテーマです。仕事において、ミスが起きたり、抜け漏れに気づいたり、お客さまからクレームが入ったりといったネガティブな事象が発生することはあるかと思います。その時に必要なアクションの1つは、部下が上司にネガティブな報告をすることかと思います。 今日は上司の立場で、部下から報告を受ける時にどう対応するのがいいかを考えてみます。もしまだ部下、後輩がいない方は、ぜひご自身の上司を思い出しながら聞いてもらえるとうれしいです
「仕事が終わらず残業してばかり」「がんばっているのに成果が上がらない」こんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。今回は、『ドイツ人のすごい働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密』著者でドイツ式ライフスタイルコーチの西村栄基氏にインタビューしました。本記事では、残業せずに結果を出すドイツ人の習慣や日本人との働き方の違いに迫ります。 勤勉なイメージのドイツ人だが、日本人とはまったく違う ——日本人とドイツ人は「勤勉」「真面目」といった似た気質を持つイメージがありますが、西村さんがドイツで働き始めてギャップを感じた部分はありますか? 西村栄基氏(以下、西村):はい。私はドイツに住むことになって、合わせると17年になるのですが、「日本人とドイツ人は似ている」というイメージはぜんぜん違うと思っています。「ドイツ人も勤勉でしょ?」と言われると、「うーん、確かに勤勉と言われると勤勉だけど、日本
「若年層の報連相が甘い」多くの管理職が抱える悩み宮地尚貴氏:今回は新ウェビナーでして、「新卒、新人の報連相スキルはマネージメントで引きあげられる! 管理職の他責思考を排除」ということで、新卒、新人に報告・連絡・相談をさせるように、どのようにけしかけていくのか。 大前提として、いろんな文献や弊社の研修内容でもそうなんですが、新卒、新人、若手層に研修でお伝えしているのが、「報告・連絡・相談するのは義務です。やるしかない。なんでリスクを1人で背負い込むんですか?」というお話をさせていただいております。 ただ、多くの管理職の方々の課題や悩みとして、「若年層の報連相が甘い」とか「新卒がなかなか報告・連絡・相談してこない」というところが、やはりあると思います。 ですので、優秀な方は報告・連絡・相談をすぐにやってくれる。ただ一方で、そうでない方のほうがパイとしては多いと思いますので、そういう方をどうやっ
日本を元気にするイノベーションの創出を目的としたプロジェクト型コミュニティ「MBAオンラインキャンパス」。同コミュニティが開催した今年の新春イベントに、『ゼロ秒思考』の著者・赤羽雄二氏が登壇。日本を代表するコンサルタントの赤羽氏が、激動の時代に生き残るための情報の集め方を語りました。 AIを使いこなせない人が直面する本当の課題赤羽雄二氏(以下、赤羽):2025年には、これまでの考え方や信じていた常識が根本から変わります。今、ご覧になっている方や、ここにいらっしゃる方の多くは、日本のテレビや新聞を見ていると思います。ですが、英語のYouTubeはあまり見ていないのではないでしょうか。 もし、私が話していることに対して「えっ、本当なの?」「そんな話、陰謀論では?」と思われる方がいたら、ぜひ自分で情報を確認してください。私は、自分で調べたうえで結論を出しています。決して誰かに騙されているとは思っ
「自分もプレイヤーとして結果を出しつつ、部下もマネジメントしなければならない…」。そんな悩みを持つプレイングマネジャーがテーマの書籍、『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』を、経営者やリーダー育成を手掛ける中尾マネジメント研究所・代表の中尾隆一郎氏が執筆しました。世の中のプレイングマネジャーは何に苦しんでいるのか。前編では、本を書くことになったきっかけや支援プロジェクトについて、詳細に明かしました。 「自律自転」できるビジネスパーソンを増やすために中尾隆一郎氏(以下、中尾):あらためまして中尾です。よろしくお願いいたします。ここに僕の本を読んだことがある方がいらっしゃって、すっかりテンションが上がっています。 (会場笑) 吉田(洋介)さんが人事図書館を作る時に、人事の集まる場所という話で、僕は人事ではないのですが、クラウドファンディングには協力しました。 吉田洋介氏(以下
「もっと効率的に仕事をこなしたい」「仕事もプライベートもバランスよく過ごしたい」という人に向けて開催された本イベント。目標実現の専門家の大平信孝氏と、コクヨ株式会社ワークスタイルコンサルタントの下地寛也氏、資格ソムリエ(R)の林雄次氏をゲストに迎え、「整理術」「行動術」「メモ術」を組み合わせた実践的な手法について語られました。本記事では、「インプット」と「アウトプット」の2種類のメモ術と、下地氏が実践しているアウトプット法について語りました。 メモ術には「インプット」と「アウトプット」の2種類の目的がある大村信夫氏(以下、大村):では、ちょっとメモ術にいきましょうか。 下地寛也氏(以下、下地):『「しやすい」の作りかた』の前に『考える人のメモの技術』を書いたんですよ。さっき言ったように、僕はコクヨっていう会社出身だったので、編集者から何度か「メモ術を書いてください」と言われていて、ずっと逃
4兄弟でお金を出し合って開業した「すかいらーく」司会者:セッション1「中小企業DX&AIの正攻法~リーダーシップがもたらす変革~」。最初の基調講演は「すかいらーくから高倉町珈琲へ 75歳で再起業した横川竟流の経営」と題しまして、株式会社高倉町珈琲の代表取締役会長であり、すかいらーく創業者の横川竟さんにご講演をいただきます。 本セッションは朝日インタラクティブ株式会社、ツギノジダイ・杉本編集長との対談形式で進めてまいります。それでは横川さん、杉本さん、よろしくお願いいたします。みなさま拍手でお迎えください。 (会場拍手) 杉本崇氏(以下、杉本):それではここから私、杉本が進行してまいります。よろしくお願いします。では、あらためてご紹介いたします。株式会社高倉町珈琲の代表取締役会長であり、すかいらーく創業者の横川竟さんです。横川さん、本日はよろしくお願いします。 横川竟氏(以下、横川):どうぞ
プロジェクトマネジメントの大きな課題の1つは、「人に任せる」ことの難しさ。サイボウズ株式会社のパートナーマーケティング部 部長の平林佳華氏とエン・ジャパン株式会社 DX推進グループ グループマネージャーの高橋淳也氏が、それぞれのプロジェクトマネージャーとしての紆余曲折を語りつつ、攻略法に迫ります。後編では、高橋淳也氏がプロジェクトを“冒険”に例えながら、マネジメントのコツについてアドバイスしました。 「現場、時々プロジェクト」期で起きていた“負の連鎖”高橋淳也氏(以下、高橋):今日ここからが本題に入ってくるんですが、私が歩んできた道のりと、その中でのプロジェクトマネジメントの気づきを、時系列に沿ってご説明いたします。テーマは「プロジェクトと試行錯誤と私」ですね。これでくすっと笑ってくれる方は、年代がかぶってるんじゃないかなと思います(笑)。 まず最初にフェーズ1ですね。最初の10年間は「現
毎年新しい手帳を買ってみるものの、「結局途中でやめてしまった」「うまく活用できなかった」という人も多いのではないでしょうか? 本イベントでは、手帳セラピストのさとうめぐみ氏が登壇し、スケジュール管理を超えた手帳の使い方をお伝えします。本記事では、新しい手帳への繰り越し方や、今年の目標を叶えるスケジュールの書き方をお伝えします。 落ち込んだ時、悩みがある時の手帳の使い方さとうめぐみ氏:そして3番目の「落ち込んだとき、悩みがあるときの手帳を使った解決方法」をお話ししていきたいと思います。いよいよセラピーっぽくなってきました。 落ち込んだ時は何をしたらいいかというと、ペンを握って文字にして解消するんです。「落ち込んだとき、悩みがあるときこそ、手帳でセルフセラピーをしよう!」というのが、今日のタイトルでもある「毎日がうまくいく手帳術」のポイント中のポイントです。 まずは色分けでバランスをとります。
フランスから「技育祭2024【春】」に参加した2ちゃんねる元管理人のひろゆき氏が、21歳で2ちゃんねるを開発した当時、無料CGIサーバーを渡り歩いて運営していた苦労や、限られたメモリとCPUでの工夫を明かしました。現在もFortranやPHPでのメンテナンスを続けており、今のエンジニアとは異なる視点からプログラミングの現状を語ります。 フランスから朝9時に配信を開始司会者:さぁ、ということで、ひろゆきさんにご登場いただきましょうか。みなさん拍手でお迎えください。それではひろゆきさん、マイクとカメラをオンにしていただけますと幸いです。いやー、ご本人……。あ、来た! 来ました! 来ました! みなさんあらためて拍手! ひろゆき氏(以下、ひろゆき):はい。すみません、失礼しました。 司会者:よろしくお願いします。 ひろゆき:はい、よろしくお願いします。おはようございます。 司会者:おはようございま
クリエイティブカンパニー「シリョサク株式会社」が運営しているチャンネル『シリョサクTV』では、パワポ資料の作り方から仕事をもっとおもしろくするポイントまで、さまざまなコンテンツをお届けします。本記事では、豊間根青地氏おすすめのビジネス書を紹介します。 おすすめビジネス書、1冊目は高田貴久氏の『問題解決』豊間根青地氏(以下、豊間根):(読書記録をまとめた)Excelで星5になっていた、私のおすすめの本があります。たぶんほとんど僕がサントリー時代に読んだ本なんですが、こうやって見返すとコンサル系の本が多い。 岩本紘佳氏(以下、ヒロカ):そうですね。『問題解決』とか。 豊間根:コンサル・起業系がけっこう多いんですが、僕がサントリー時代に読んですごく響いた本がこのへんなので、ざっと紹介したいなと思います。 ヒロカ:お願いします。 豊間根:まず、高田(貴久)さんの『問題解決』という本があります。これ
若手社員のマネジメントに悩む、すべてのビジネスパーソンに向けたセミナー「若手から一騎当千の活躍を引き出す『目標設定面談』」が開催されました。若手社員のモチベーション管理はどうすればいいのか。彼ら彼女らはどうすれば活躍できるのか。そのカギは部下と上司の共通認識をもたらす面談にありました。「働く」にまつわるセミナーを多数開催する、株式会社PDCAの学校の宮地氏が部下育成術を伝授します。 若手社員が伸びる会社が取り組む3つの施策宮地尚貴氏:若手が伸びる会社が行っている3つの施策を、ちょっとAIのシステムをもとに出してみたのですが、大きく3つの取り組みがあることがわかりました。 まず1つが社員との1on1面談ですね。月に最低1回は、目標管理、進捗管理の面談を行っているかどうか。あとはキャリアプランを提示しているかどうか。これは会社としてのお話になっていきます。 会社として、あとは会社として提示され
「とりあえず60点のドキュメントで議論」でムダをなくす鈴木一成氏:もう1つのPMにとっての悩みは、時間がない中でどうやって良いドキュメントを速く書くか、ということだと思うんです。 PMだと日々いろんな仕事があるので、たぶん自分の3割ぐらいの時間の中でこういうドキュメントを書かないといけない。その中で、どうやって時間を見つけてやるかということで、ここに「7つのステップ」とあるんですが、お伝えしたかったのは「書くことにもプロセスがある」ということです。 例えばコーディング。エンジニアに関してもコーディングは仕事の一部だけであって、その前にはいろんなプランニングと、最後にQA、品質保証やバグの対応といったものがあるように、書くことにもプロセスがあるということです。ここでは、個人的に私が大事にしている7つのステップを紹介したいと思います。 1つ目です。「個別レビューを設定する」とあるんですが、言い
クリエイティブカンパニー「シリョサク株式会社」が運営しているチャンネル『シリョサクTV』では、パワポ資料の作り方から仕事をもっとおもしろくするポイントまで、さまざまなコンテンツをお届けします。本記事では、忙しいビジネスパーソンに向けて読書のコツを解説しました。 本は「先人の知恵を爆速でインプットできる最強の道具」豊間根青地氏(以下、豊間根):仕事をもっと。 岩本紘佳氏(以下、ヒロカ):おもしろく。 豊間根・ヒロカ:シリョサクTVです。お願いします。 豊間根:今日(のテーマ)は「ビジネス書の読み方」。本といっても、僕は小説とかはあんまり読まないんですよね。もうちょっと読んだほうがいいなと思いつつ、ビジネス書がすごく好きでよく読むので、どういうものをどういう考え方で読んでいるのかをご紹介してみたいなと思います。 ヒロカ:でも、これはけっこう聞かれますよね。「豊間根さん、どんな本を読んでますか?
毎年新しい手帳を買ってみるものの、「結局途中でやめてしまった」「うまく活用できなかった」という人も多いのではないでしょうか?本イベントでは、手帳セラピストのさとうめぐみ氏が登壇し、スケジュール管理を超えた手帳の使い方をお伝えします。本記事では、冬至から始める新しい手帳の活用法を語りました。 「スケジュール管理」のためだけに手帳を使うのはもったいないさとうめぐみ氏:それではまず、今日の講座の内容をお話ししていきたいと思います。2024年もやってきた手帳シーズン。毎年この時期は新しい手帳選びにワクワクするけれど、1年経って手帳を見返してみると、あまり使いこなせなかった人も多いのではないでしょうか。 あまり使いこなせなかった人は、きっとあなただけではないので安心してください。今日の講座を聞いてもらうことで、毎日がうまくいくようになります。 もし、あなたが「スケジュール管理」のためだけに手帳を
パワポプレゼンの“あるある課題”鈴木一成氏:それでは始めたいと思います。突然ですが、みなさんはこんなパワポプレゼンの会議に直面したことはありますか? スライドで準備した感はあるんだけれども、提案の中身が考えられていない。「提案の中身」より、「提案者が誰か」に影響を受けている。それから質疑応答や議論の時間が足りない。誰かがプレゼンを遮ると議論が脱線して、もっと時間が足りなくなる。あとは、会議後に参加していなかったメンバーにニュアンスを伝えるのが難しい。 これらは、パワポプレゼンならではの欠陥と言えます。なぜこういうことが起きるのかという問題の真因に迫ると、大きく3つほど挙げられます。 まず1つ目は、人が聞きながら考える・考えられることには限りがあるということです。意図していなくても、巧みにしゃべればある程度ごまかしが効いてしまう。 2つ目は、そもそも人が聞き取れるスピードにも限りがあります。
パーソルキャリア株式会社CTO兼エンジニアリング統括部エグゼクティブマネジャーの岡本邦宏氏が、CTOの役割と求められるスキルについて語りました。経営戦略とテクノロジー組織の強化を担う立場から、6000人規模の組織におけるマネジメントの実際と、年間60億円規模のIT投資を活用したマルチクラウド環境の重要性を解説。インフラ・バックエンド出身者が多いCTOの特徴や、グローバルキャリアを含めた今後のエンジニアの成長機会について提言しました。 CTOに必要なスキルとイメージ岡本邦宏氏:この中で1個1個説明するとちょっと時間がないので、僕がCTOなのでちょっとCTOに注目して話したいと思っています。ちょっとここでまた質問です。CTOって何ができる人のイメージですか? こういうスキルを持っているとか言語化するとなると、どんな人物像でもいいので、チャットで話してもらっていいですか。 何ができる人なのですか
「エフェクチュエーション」は、不確実性が高い社会の中で新たな価値を生み出すための、起業家の思考プロセスを説明した理論です。「Cybozu Days 2024」で行われた本セッションでは、日本初の入門書を共同執筆した著者2人が、理論と事例を交えながらエフェクチュエーションについて解説しました。 前編となる当記事では、神戸大学大学院准教授・吉田満梨氏が、エフェクチュエーションにまつわる「5つの原則」と、これまで良いとされてきた「コーゼーション的な意思決定」との違いについて解説します。 サイボウズ「ソーシャルデザインラボ」の活動とは中村龍太氏(以下、中村):みなさん、こんにちは。何これ、アイドルになった感じでございますけど(笑)。ほかにいろいろ見たいセッションがある中、今日はこんなにたくさんの方が……日本初の入門書の著者2人が会うことはほとんどなくて、レアなケースなんです。 エフェクチュエーショ
本企画、「キャリアをピボットした人の哲学」では、インタビュイーにこれまでの人生を折れ線グラフで振り返っていただき、その人の仕事観や人生観を深掘りしていきます。 今回は、『あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』著者で、“統計のお姉さん”サトマイこと佐藤舞氏に、今までの人生を振り返っていただきました。本記事ではキャリアの迷いを解消する目標設定術についてお伝えします。 人生を変えた「目標設定」の仕方 ——佐藤さんの著書『あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』の後半では、目標設定の仕方を解説されていました。起業して成果を上げられた背景には、この目標設定の仕方も関係しているのではないかと思うのですが、そのあたりをおうかがいできますか? 佐藤舞氏(以下、佐藤):はい。結論、この目標設定で人生が変わったと私は思っています。会社員を辞
本企画、「キャリアをピボットした人の哲学」では、インタビュイーにこれまでの人生を折れ線グラフで振り返っていただき、その人の仕事観や人生観を深掘りしていきます。 今回は、『あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』著者で、“統計のお姉さん”サトマイこと佐藤舞氏に、今までの人生を振り返っていただきました。本記事では、同氏が起業後すぐに「大きな仕事」を獲得できた秘訣や、予想外の成功をつかめたポイントを語ります。 適応障害発症→退職→ニート期間を経て起業 ——前回、パチンコ店から物流業界へ転職した後、適応障害となったことがきっかけで、以前からの夢だった起業をするために退職を決意されたとうかがいました。この時、どんなことで起業するかなどの計画は立てられていたんですか? 佐藤舞氏(以下、佐藤):何かで起業しようとは思っていましたが、「何で」とはまったく決めていなくて、と
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