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異世界サンドウィッチ
「この料理ですか? ええ、”サンドウィッチ”と言います」 調査先の農村。 市場の隅の小さな食堂で、案... 「この料理ですか? ええ、”サンドウィッチ”と言います」 調査先の農村。 市場の隅の小さな食堂で、案内役の通訳は朗らかにそう言った。 「あ、ええ、もう一度発音してもらってもいいですか?」 「え? ええ、”サンドウィッチ”ですが」 「ありがとうございます」 私はICレコーダーを手早く操作すると、この通訳の言葉を再生した。 「”サンドウィッチ”と言います」 確かに彼女はそう言っている。 ここでもそうだった。 ここにも”サンドウィッチ”はあったのだ。 国立城北大学異世界文化人類学の田所研究室を悩ませている難問がある。 通称、”サンドウィッチ問題”だ。 これまでに地球発祥人類が未接触であったはずの異世界にも”サンドウィッチ”が存在する。 人類が2020年7月までに発見、接触した192の異世界の内、実に37の異世界に”サンドウィッチ”が発見されたのだ。 様態は驚くほどに似通っている。 「穀物の粉を捏