[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

ブックマーク / mainichi.jp (28)

  • 福島第1原発:不信洗ったヘリ放水 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇巨大なバケツ 晴れ渡る空に陸上自衛隊の大型輸送ヘリCH47が2機、巨大なバケツ(容量7.5トン)をつり下げて仙台市の陸自霞目(かすみのめ)駐屯地を飛び立ったのは、東日大震災6日後の3月17日朝だった。目指す東京電力福島第1原発3号機からは白煙が上がる。使用済み核燃料プールの水が沸騰した放射性水蒸気だ。海水をくんで放水し、プールを冷やす作戦だった。 「炉心溶融が進行していれば、放水によって水蒸気爆発を起こすおそれもある」。菅直人首相らは「最悪のシナリオ」を危惧し、防衛省は搭乗隊員向けに防護策をとった。放射線を極力遮断するため戦闘用防護衣の下には鉛製ベスト、床部にはタングステン板を敷き詰めた。放射線を浴び続けないよう上空に停止せず、横切りながら放水する方式とした。 「ヘリ放水開始」。午前9時48分、テレビ画像のテロップとともに映像は世界に生中継された。計4回(計約30トン)の放水で1回目が

    deto
    deto 2011/04/22
    原発暴走を制御できない無力な日本という印象が世界に広がりつつあり、菅政権は「このままでは日本は見捨てられる」と危機感を強めていた。「放水はアメリカ向けだった。日本の本気度を米国に伝えようとした」。政府
  • 特集ワイド:巨大地震の衝撃・日本よ! 作家・伊集院静さん - 毎日jp(毎日新聞)

    <この国はどこへ行こうとしているのか> ◇文学の役割きっとある--作家・伊集院静さん(61) 日の力を、信じてる、とテレビでいくら真顔で語りかけられても、いまだマグニチュード9・0の破壊力におののき、続く余震へのおびえは消えやしない。福島第1原発の放射能も怖い。そんな日に手にした被災地・仙台に住む伊集院静さんの新刊小説「いねむり先生」(集英社)の書き出しにぎょっとした。 <ソ連のチェルノブイリで原子力発電所の事故があった年の冬、ボクは一人で六木の通りを歩いていた> だが、読み進むと、それは人間再生の物語だった。上京した伊集院さんに会った。1986年のチェルノブイリ事故の前年、女優であったの夏目雅子さんをがんで亡くしている。その死を受け入れられず、酒とギャンブルにおぼれ、心身ともにボロボロになっていく。幻覚や幻聴から逃れようともがく主人公、サブローはむろん作家である。そして、ようやく暗

    deto
    deto 2011/04/21
    <あなたはまだ若いから知らないでしょうが、悲しみにも終わりがあるのよ>
  • 事件がわかる | 毎日新聞

    社会に衝撃を与えた重大事件・事故の特集ページです。発生当時の状況や事件の背景、社会への影響について、当時の新聞紙面や写真を使って詳しく解説しています。警察の隠語を紹介した用語集も併せてご覧下さい。

    事件がわかる | 毎日新聞
    deto
    deto 2011/04/21
    じーんと来る特集
  • 時代の風:サマータイム制は論外=東京大教授・坂村健 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇科学的教養、必要な時代 限られた資源をどう配分するか--すべての人の要求を満たせない以上、あれもこれもは不可能。だから厳しくても優先順位を決め、より多くの同意を得ながら事を進めていくというのが来の「政治」の役割だ。しかし、同時に民主主義国家においては、権利と義務はセット。今回の電力問題のように技術や科学がからむ資源配分の問題では、有権者の側にもその問題を理解する努力が求められる。 まず理解しないといけないのは、電力網というシステムが、不断の努力でバランスを取っている「動的平衡系」だということだ。電力の需要と供給は常にある幅の中でバランスをとっていなければならない。多すぎても少なすぎても破綻する。格的な理解をするには電気工学の高度な知識が必要となるが、近いアナロジーとしては「手すりのないシーソー」がいいだろう。 シーソーの一方が需要側。何千万もの利用者がスイッチをオン・オフするたび、バ

    deto
    deto 2011/04/21
  • 発信箱:忘れない=福本容子(論説室) - 毎日jp(毎日新聞)

    「ニッポンは今どうなってますか?」 地震の後、アハメド・カリールさん(49)の携帯は、国からの電話で鳴りっぱなしだった。国とはインド洋の島国モルディブ。カリールさんはその駐日大使だ。 男性の声、女性の声、子どもの声。知らない人ばかり。とにかく心配していることだけ伝えると、名前も言わず1分足らずで切れる。「国際電話で長く話すお金がないんですね」(大使)。それでも1週間、毎日2回かけてくる女性の声もあった。 モルディブでも地震直後に、テレビやラジオを通じた被災者支援キャンペーンが始まった。大使の電話番号が画面で紹介され、それを見て直接電話をしてきたらしい。 キャンペーンでは大統領もスポーツ選手も歌手も、協力を呼びかけ続けた。36時間で700万ルフィヤの義援金が集まった。人口31万人の国民の多くは貧しく、約4600万円の義援金は「記録的」。お金が出せない人はツナの缶詰を持ってきた。 ツナ缶は

    deto
    deto 2011/04/14
    「モルディブでも地震直後に、テレビやラジオを通じた被災者支援キャンペーンが始まった。大使の電話番号が画面で紹介され、それを見て直接電話をしてきたらしい。  キャンペーンでは大統領もスポーツ選手も歌手も
  • 社会 - 毎日jp(毎日新聞)

    deto
    deto 2011/04/14
  • 東日本大震災:支え合う「吉里吉里人」 独立精神で復旧 - 毎日jp(毎日新聞)

    東日大震災で被害を受けた岩手県大槌町の中心部から東約3キロの地に、太平洋に面した約780世帯の集落がある。東北地方の寒村が政府から分離独立する姿を描いた故・井上ひさしさんの小説「吉里吉里(きりきり)人」を機に町おこしをして注目された吉里吉里地区。今回の震災でも住民の手で道路を復旧させたり、自衛隊のヘリコプターを誘導して患者を搬送するなど「独立精神」で避難生活を支え合っている。 8日午後4時半、約130人が避難していた町立吉里吉里小の教室で、震災翌日から続く災害対策部の定例会議が始まった。住民の中から選ばれた料、医療など各班の班長ら10人が集まり、現状報告や救援物資の分配方法を話し合った。「行政を待っていたら、いつまでたっても復旧しない」。部長の東谷寛一さん(67)が声を上げ、参加者は深くうなずいた。 震災で吉里吉里地区は約90人が死亡・行方不明になり、町中心部への国道はがれきで寸断

    deto
    deto 2011/04/14
  • 脳死判定:「そっと見守って」小児の臓器提供 - 毎日jp(毎日新聞)

    改正臓器移植法の施行で、小児の臓器提供に道が開かれて約9カ月、関東甲信越地方の病院で12日朝、脳死と判定された10代前半の小児の家族が提供に同意し、国内初の小児からの臓器提供が実現する。移植を待つ子どもたちには新たな希望となる半面、小児の脳死判定の難しさなどを巡って医療界でも意見が分かれる中での第一例に、識者や移植関係者からはさまざまな声が上がった。 日小児科学会会長の五十嵐隆・東京大病院小児医療センター長は「まずは提供されたお子さんの人権をしっかり担保することが最優先だ。小児からの初の提供で、医療関係者はいつも以上に慎重に対応したと思う。さまざまな意見があることは承知しているが、移植を必要としている人もいれば、今回のように提供に応じた方もいる。提供者の善意を有効に生かしてほしい」と評価する。 臓器移植患者団体連絡会の見目政隆幹事も「賛成、反対などいろいろな意見がある中で、家族が苦渋の思

    deto
    deto 2011/04/12