リッチなビジネスアプリ開発を実現するFireMonkey エンバカデロ・テクノロジーズが9月1日、開発ツールスイート「RAD Studio」の最新版である「Embarcadero RAD Studio XE2」をリリースした。 昨年から採用された「XE」の名称には「クロスプラットフォーム開発」の意味が込められている。今回リリースされた「XE2」では、32ビットおよび64ビットのWindows、Mac OS X、iOSのクロスプラットフォーム開発をサポートしたことで、「本当の意味でのクロスプラットフォーム開発を初めて実現した、初のバージョン。当社の開発ツール史上で最も大きなバージョンアップになった」(同社日本法人代表 藤井等氏)とのことである。 RAD Studio XE2は、コンポーネントベースのビジュアルRAD環境として高い実績を誇る「Delphi XE2」、C++向けのRAD環境である