カザフスタンで開かれた「第51回国際数学オリンピック」で、灘高(神戸市)3年の井上秀太郎さん(17)と久留米大付設高(福岡県久留米市)3年の岸川滉央さん(18)が金メダルを獲得したと文部科学省が12日、発表した。 岸川さんは09年に続き、2年連続の金。 灘高2年の清水元喜さん(17)、同1年の北村拓真さん(15)、甲陽学院高(兵庫県西宮市)2年の越山弘規さん(16)の3人が銀メダルを獲得した。 この大会は世界の高校生らが実力を競い、10年の大会には96の国と地域から、計517人が参加。筆記試験の得点で上位約9%に金メダル、約20%に銀メダル、約22%に銅メダルが授与された。09年のドイツ大会では日本は5人が金、1人が銅だった。