Published 2024/12/12 16:48 (JST) Updated 2024/12/12 17:02 (JST) 今年6月に出版大手KADOKAWAが大規模なサイバー攻撃を受けた問題で、犯行声明を出したロシア系ハッカー犯罪集団が「298万ドル(約4億5千万円)相当の暗号資産(仮想通貨)をKADOKAWAから受け取った」と記載したメールを、複数の同社幹部に送付していたことが12日分かった。同社関係者が明らかにした。 共同通信がセキュリティー企業アンノウン・テクノロジーズ(東京)に調査を依頼したところ、6月に298万ドルの取引記録をインターネット上に確認。KADOKAWAが金銭を支払っていたとすれば、対応が適切だったかどうか議論を呼びそうだ。ハッカーは最終的に盗んだ内部情報を流出させた。 KADOKAWA広報は「警察の捜査中なのでコメントできない」とした。ハッカーは、これまでの取