【映画を早送りで観る理由 #4 好きなものをけなされたくない人たち 後編】 映画やドラマやアニメを倍速視聴、もしくは10秒飛ばしで観る習慣に対する違和感を、記事「『映画を早送りで観る人たち』の出現が示す、恐ろしい未来」に書いたところ、大きな反響があった。その内容を深堀りした記事を全4回で配信する本企画、最終回は“視聴者のワガママ化”をテーマに前後編でお届けする。 ⇒前編「若者のあいだで「批評」と「スポーツ観戦」が不人気な理由」はコチラ 自分と違う意見を、放っておけない 前述の記事には多くの賛同の声がTwitterのタイムラインに溢れたが、一方で、以下のような反応もあった。 「どう観ようが勝手」「マスコミが観方を押し付けるな」「それ、あなたの感想ですよね」「早送りされるような作品を作る奴が悪い」 もちろん、反論はあっていい。ただ、寄せられたリプの中には、「私が否定された。ひどい!」とでも言わ