トレタ CTOの増井です。 トレタは創業して3年半、エンジニアも2名から13名に増え、私の役割も変わってきました。 当初は一人目のエンジニアとしてアプリの設計やサーバサイドのコードを書いたり運用全般を行っていました。 人数も増え、2年を過ぎたあたりからエンジニアリングの中で私が率先してやる必要のあることがほぼなくなってきました。むしろ海外展開で出張が増え、連続した時間がとれずに進捗を遅らせる原因になってしまうこともありました。 最近の論調では、メンバーが増えるとCTOはマネージメントや組織作りに移行して行くみたいですが、私はそっちに興味が全然なく、向いているとも思えませんでした。そもそも私は上司を持ったこともないし、決められた環境の中で働くのがとても苦手なので。 私が「組織を作って管理して行く」のは無理というのはトレタ設立当初から分かっていたことなので、メンバーを増やす時は「自分で目標を作
ども、@kimihom です。 エンジニアとしてやっていくと決めた時、意識していかなければいけないことはどんなことだろう?技術力はもちろん必要だけど、それを証明できるものを持っていないといけない。あなたがどれだけ技術があるのかを他人に示さなければならないからだ。エンジニアとして生存していくための戦略について考察する。 あなたなりのアウトプットを持とう 一昔前の考え方であれば、「資格」がこれに相当した。相応の資格を持っていれば、そのスキルを持っていると対外的に証明できるから、仕事に困ることはない。今でもそのような資格ベースで仕事の裁量が決まる業界は多いことだろう。 しかし、テクノロジーの世界ではそれは一つの参考程度に過ぎず、"めんどくさいお勉強がちょっとできる"程度にしか思われない傾向がある。特に技術の進歩は早いので、数年前に取った資格が、もはや必要のないものだったり、そもそもその技術が企業
こないだの@onkさんのスライドがとても良かったんですよ。 短期間で新技術を学ぶ技術 from Takafumi ONAKA 短時間といいつつ守破離の「離」までいくのに3年かかるといってて、高速道路なんてものはないんだなということがわかりますね。 とはいえ自分自身に照らし合わせてみてもそのとおりだなと思いました。ぼくもAndroidで対外的にアウトプットできるようになるまで3年くらいかかってますし。まあ、ぼくは新技術を学ぶのはわりと苦手なほうではあるんですが。 で、スライドにはないけど新しい技術を学ぶ際には大きな壁がいくつかあるなとあると思ってます。それを 意識して 乗り越えるための指標としてもこのスライドはよさそうだなと。 ついでなのでちょっと ぼくの感じる 三大壁をまとめてみました。まあ、壁を壁と感じない人もいると思いますけどね! Lv.1 着手の壁 症状: 何の役に立つのかわからない
お題「エンジニア立ち居振舞い」 技術的な暴力を振るわない 何事も初めて、ということがあるだろう。 プログラミングが好きで、かつ業務経験もあり、 いろいろなサービスに手を出している人ですら、初めてやったこと、というのがあるはずだ。 ECサイトをつくるため、CGIの処理、ブラウザからの快適な買い物を実現するために独学した小売店経営の個人事業主。 iOS上でのアプリ開発が解禁されて、初めてiOSアプリを開発するようになったWindows向けアプリケーション開発者。 Go言語が発表され、初めてGo言語でサーバサイド側のアプリを書いたフロントエンドエンジニア。 AWSのLambdaアーキテクチャ == Serverlessという問題の解決、分散の仕組みに心を惹かれHTTPS経由のファイルアップロードの処理をLambdaに寄せたIoTサービスを始めようとしている組込系エンジニア。 Nintendo S
週末の午前中、カフェでアイスコーヒーを飲みながらふとポエムでも書いてみようかと思い立ってしまったので、ちょっと前からよく考えていることを書く。本当に思いつきで書くので乱文になる可能性が高いけどご容赦いただきたい。そもそもブログを書くこと自体が相当久しぶりだ。 僕ももう 30 をすぎて、プログラマの世界ではさすがにもう若手とは呼べなくなり、教育っていうのはおこがましいけど、まあ自分より若い人たちの指導みたいなことをやらないといけない立場になってきたからこそ、「いいプログラマとはどういう人なんだろう。この人たちはどういうことを学べたら幸せだろう。」ということをよく考えるようになった。そういう話をする。 プログラマは手段のスペシャリストである 世の中には目的・手段論みたいな論調が存在する。 「それは手段だよね。目的をはき違えたらダメだよ。」という話はいたるところでよく耳にするんだけど、僕はこれを
ちょっと、簡単に答えられなかったので、休み中にまとめました。 「どこまで勉強すれば良いか?」 という質問には、 自分の立ち位置や、今後の目標など関わるので、 それらを踏まえて考える必要があると思います。 職種によっても違いますが、質問された時の状況は、 Web系エンジニアが新卒の子に聞かれた形なので、 考慮いただきたいです。 また、そもそも、どんな背景をもったやつが書いてるんだ?と思う方も いらっしゃるかと思いましたので、簡単に自己紹介してから書きます。 書いている人の自己紹介 現在33歳で、エンジニアスタートしたのが、 2005年08月だったので、エンジニア歴は11年となります。 ほとんどの現場がデスマーチ状態だったので、2ヶ月くらい前に転職して、 現在はホワイトな会社のリクルート住まいカンパニーで、PHPを書いています。 言語歴としては、最初にJP1スクリプトを1年半くらいやって、次に
Joel Spolsky / Fujimoto訳 2009年3月1日 月曜 優れたプログラムマネージャを持つことは本当に良いソフトウェアを作るための秘訣の一つだ。あなたのところには多分いないだろう。こういう人はほとんどのチームにはいないからだ。 チャールズ・シモニーはWYSIWYGなワープロを共同開発した頭のきれるプログラマで、マーサ・スチュワートとデートし、さらにマイクロソフトの株式で10億ドル儲けて宇宙へ行った男であり、また巨大なソフトウェアチームの人月の神話問題を、最上位の関数を書く超一流の上級プログラマを一人置いて、低いレベルの関数を必要に応じて下級の単純労働プログラマのチームに書かせることで解決しようとした最初の人でもあった。彼らはこの最上位の関数を書くプログラマのポジションをプログラムマネージャと呼んだ。シモニーは確かに頭が良かったけど、このアイデアはそれほどでもなかった。誰も
インフラストラクチャー部の成田(@mirakui)です。インフラストラクチャー部は、クックパッドで扱っている全サービスのサーバを設計・構築し、運用しているチームです。2015年3月現在、6人のメンバーで運用をしています。 さて、この運用というのは外から見ていると保守的な仕事に思えるかもしれませんが、その実、とてもクリエイティブな仕事です。クックパッドのサービスは一日平均で10回以上デプロイされており、アクセスも日々増え続け、状況は刻一刻と変化しています。今日動いているサーバ構成が、一年後に通用するとは限らないわけです。そんな変化に追従するためには、サーバを常に改善していかなければなりませんし、チームにも柔軟な発想が求められます。 「さあブレストしよう」→アイデア出ない問題 さあ業務を改善しよう、と意気込んでブレインストーミングを開いても、なかなか十分なアイデアが出きらないのはよくある話です
アイデアは面白いのに、どうもダサかったり、UIがわかりにくかったりするWebサービスに出会ったことはないだろうか。 それはもしかすると、デザインを知らないエンジニアが、ふわっとした感覚と印象で作っているからなのかもしれない。そんなエンジニアでも、デザインのセンスを身につけることはできるのだろうか? プログラマー向けにデザインを教える“デザインメンター”赤塚妙子さんに話を聞いた。 プログラミングを学んだデザイナーが始めた“デザインメンター業“ 今年の1月から“デザインメンター業”を始めたフリーランス デザイナーの赤塚妙子さん。美大を卒業後、デザイン事務所に就職。その後、Webの世界へ足を踏み入れ、今ではRuby on Railsの開発に参加するまでになった。 「自分がプログラミングを覚える中で、デザイナーとプログラマーが歩み寄る感じが面白くって。デザイナーがプログラミングを覚えることはあるけ
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