まだ20歳だった1964年に発表したデビュー・アルバムでいきなりジャズとR&Bの混ざった最もヒップなサウンドを武器に衝撃を与えたジョージィ・フェイムは、あれから45年に及ぶキャリアでかなり多くのスタイルを網羅してきました。一時期ヴァン・モリソンの音楽監督を務めたことがあり、チェト・ベイカーに捧げたジャズ・バラードのアルバムも出したことがあります。小編成でやることもあればビッグ・バンドの前に立って歌うこともありますし、譜面が入ったアタシェ・ケースさえあれば世界のどこにでも出かける人です。'90年代初頭にベン・シドランがプロデュースした2つの作品で渋い選曲が目立ち、得意のハモンド・オルガンを弾きながら若い頃に負けないヒップな歌いっぷりを聴かせ、落ち着いたカッコよさを発揮しました。そしてベンのグループと一緒に来日した去年の公演で久々に彼の優れたヴォーカリーズ(ジャズの即興器楽ソロに歌詞をつけて歌
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