サービス産業動向調査は、サービス産業の売上や雇用等の動向を明らかにするため、平成20年から毎月実施している統計調査です。 今回は本調査の結果注)を用いて、近年売上が回復している分野を中心に、サービス産業の動向を御紹介いたします。 注) 調査は平成20年7月に開始したため、年間売上高の結果は平成21年以降、前年比については平成22年以降の数値となります。また、平成25年11月以降の数値は速報値のため、後日公表する確報値とは異なる場合があります。 1.近年の動向 サービス産業の概況 サービス産業の年間売上高は、2年連続で増加 平成25年はおおむね前年同月を上回る水準で推移し、後半にかけて増加幅が拡大 サービス産業の年間売上高は、東日本大震災の影響で落ち込んで以降、2年連続で増加しています(図1、2)。 平成25年における毎月の売上高をみると、おおむね前年同月を上回る水準で推移し、後半にかけて増