この夏、浴衣でお出かけの予定がある人もいるのでは? やっぱり花火大会や夏祭りなどのイベントでは、ぜひ浴衣を着てみたいものです。でも、ふだんとは違う装いには緊張もしますし、着こなすのって難しいですよね……。そこで「浴衣をより魅力的に着こなすポイント」を、着物スタイリストの秋月洋子さんに教えていただきました! 姿勢「浴衣では、猫背は厳禁。胸元が崩れやすくなり、老けて見えます。背中の左右の肩甲骨を寄せて下げるような意識で軽く胸を張り、下腹を引いておなかが出ないように気をつけましょう。足の裏の親指の付け根で立ち、天井から頭のてっぺんを糸で吊られているような感じですっと立つと軽く前傾姿勢になりますが、これが和装のきれいな立ち方です」(秋月さん・以下同) 歩き方「歩くときは内股で、歩幅をいつもより小さめに。下駄は引きずらないように気を付けましょう。男性も女性も、鼻緒を親指の付け根まで深く入れず、指の長