Googleの会長Eric Schmidt氏が、Appleの音声アシスタント「Siri」を同社の事業を脅かし得る「著しい開発成果」だととらえている。 9月に米上院の独占禁止小委員会で証言したSchmidt氏は、追加で受けた質問に対する回答の中で、「AppleのSiriは著しい開発成果である。音声によって『iPhone』を介して回答を得るという方法は、検索における革新を表すものである」と述べた。「Googleには多くの強力な競合相手がおり、時にわれわれは、情報アクセスの新しい手法によってもたらされる競争上の脅威を見落とすことがある」(Schmidt氏) Siriは、「iPhone 4S」に内蔵されているマイクによってユーザーの指示を受信し、それを電話上のアクションへと変換する。アクションには、ウェブ検索、リマインダーの設定、株価のチェックなど、ネットワーク接続を利用するアクションも含まれる。