6月18日の香港は、本当に明るく、面白かった。 こんな香港、本当に久しぶりだった気がします。 6月4日の大規模な天安門事件追悼集会のことを書いた時に (http://blog.livedoor.jp/japanavi/archives/52335124.html) 次の政治的動きは6月17日あたり・・・と書いたとおり、 6月17日から「2017年に予定される香港行政長官普通選挙 に関わる政治改革法案(中国の決定した案)」の審議が始まり、 6月18日に表決がありました。 結果は圧倒的多数の反対票により、否決! 中国中央(全人代 /全国人民代表大会常務委員会)での決定を、 地方議会にあたる香港の議会が否決するという歴史に残る結果 となりました。しかも、ギリギリではなく、「反対の圧勝」で。 香港中に笑いをももたらした表決にまつわる話に入る前に 時間を少しさかのぼります。 香港では、中国の中にあっ
香港最古のテレビ局「ATV亞洲電視」、 地上波放送ライセンスが継続されず 2016年4月1日で閉局の予定。 ( ※中文翻繹版: http://blog.livedoor.jp/japanavi/archives/52327493.html ) 私、今、非常に非常に非常に取り込んでいるのです。 (理由は後日書きます) なので、このニュースについては、 少し落ち着いてからじっくり書こうと思っていました。 ・・・が! ATVの話題はここ数日の香港では連日トップニュースで、 日本語の報道機関でも記事にもなり始めているので、 このまま私が黙ってると、 この件と何か関連があっての沈黙か!と思われたら嫌だから(笑)、 取り急ぎ、更新します。 また、ATVの閉局報道を受けて、番組ファンの方々から 多くのご心配の問い合わせが入っていることに対しても、 とても心苦しく思っています。 2015年4月2日 蘋果日
雨傘革命の全占領区が強制撤去となりました。 始まりから撤去前までの主な出来事は 前回時系列で簡単にまとめたので、 再確認したい方は前回12月8日更新分を 流し読みしてみてください。 12月8日:「戦場のメリークリスマス」 http://blog.livedoor.jp/japanavi/archives/52313826.html 金鐘(アドミラリティ)の夏慤道(ハーコート・ロード) 9月28日から12月11日まで75日間、 「雨傘廣場」は、ここに確かに存在していました。 突然始まった2ヶ月半にも及ぶ共同生活。 恐れることなく巨大な権力に正面から挑み続け、 身体的な負担も精神的な負担も大きく、 テント村での長い集団生活では考え方の違いやすれ違いもあり、 そのストレスも相当なものだった、 ・・・と占領区の中で活動を支えていた友人から聞きました。 さらに立ち位置が曖昧な大人たちや過激派の乱入な
今、金鐘(アドミラリティ)の雨傘廣場で見られる クリスマスツリーやイルミネーションです。 12月3日(水)、 天皇誕生日を祝う在香港日本総領事館主催のレセプションがありました。 例年、外交関係者、メディア関係者、 総領事館に関係する仕事をしている方々、 それから25年以上の長期在住邦人の方々などが招待されます。 総領事館や日本政府観光局、地方自治体の方々をはじめ、 様々な機会にお仕事で御一緒させていただく方々が 一堂に会する素敵な機会です。 私もご招待いただくようになって8年目となりました。 会場は毎年恒例の金鐘アイランド・シャングリラホテル。 ご存知のとおり金鐘は駅の反対側で占領が続いている最中ですが、 香港を含む各国政府要人の方々も御出席される社交パーティーが 例年通り開催されるほど、香港の日常に支障は出ていません。 クリスマスが近づいてきました。 普段からキラキラしている香港の夜景が
9月28日(日)17:58、 無抵抗の学生・市民に対する香港政府の催涙弾攻撃が始まりました。 それから満一ヶ月の瞬間、10月28日(火)17:58、 金鐘占領区の雨傘廣場でたくさんの雨傘が開きました。 私も現場で開きました。目の前に広がったのは、何万もの傘です。 集会中、新聞記者の方のお話がステージでありました。 ”一ヶ月前ここで取材していて催涙弾を浴びました。 避難したら他メディアの新人らしき記者が怯えていて 「どうしよう、帰っていいかな?」と聞いてきました。 「ボスは何だって?」 「安全な場所に避難して待機、危なければ帰ってもいいって」 「じゃあ帰れば?」 「怖いから、あなたに着いて行ってもいい?」 「は?僕があなた守れるように見える?」 「あの外国人記者たちと一緒にいれば安心かな?」 「は?外国人記者は僕たちと違ってこういうの慣れてるんだよ。 彼らは銃口が見えたら逃げる僕たちと違って
香港政府総本部に警察が催涙弾やゴム弾を続々と運び込んでいるという報道や画像がたくさん出ています。突然状況が急変する可能性がありますので周辺で座り込み中の方々はくれぐれもお気をつけて何かあったらすぐ退避してください。見物中の方々、くれぐれも油断しないでください。
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