ブランドガイドラインとは、企業、事業、プロダクトごとに設定されるロゴ、名称、色、文字、使い方のルール、禁止事項などを設定するものです。 役割として、多面的に事業の効率化に貢献し、ブランドを形成する礎の一つでもあります。 これまでに著者は、主にアジア各地で数百のブランドガイドラインを見ましたが、現在、国内において十分なブランドガイドラインを作成できている企業は1割未満ではないかと思います。 企業や製品によってはガイドラインが存在しない、10年以上更新されていないもの、ブランドガイドラインをよくわからない人が作成したもの、社内外で運用されていないものなどが散見され、ブランドへの貢献度はは低いものが多いのが現実です。 コンテンツ立国の日本において、その状況はもったいないと考えこの記事を作成しました。 誤解のないように申し上げると、全ての企業・製品などにガイドラインが、必要なわけではありません。