東京拘置所(東京都葛飾区)は10日、収容中の40代の男性受刑者が輪ゴムで自殺を図り、死亡したと発表した。窒息死という。氏名は明らかにしていない。 法務省によると、受刑者は9日午後8時20分ごろ、単独で収容されている居室で、布団の上で横たわっているのが見つかった。11本の輪ゴム(直径7センチ)を二重巻きにして首を通した状態だった。拘置所内で当直医が救命措置をしたが、同日午後10時すぎに死亡が確認された。午後8時すぎに巡回した際は、異状はなかったという。 受刑者は拘置所内で紙袋を作る刑務作業をしており、紙袋を束ねるのに使う輪ゴムを室内にためていたとみられる。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら