公設秘書の給与を国からだまし取っていた疑いで、事務所などが捜索を受けた広瀬めぐみ参議院議員は15日、議員を辞職しました。 広瀬めぐみ参議院議員(58)はおととしから去年にかけて公設第二秘書として届け出ていた女性には勤務実態がなく、国から給与をだまし取っていた疑いがあるとして先月、東京地検特捜部から、事務所などの捜索を受け、自民党を離党しました。 広瀬議員は責任を取りたいとして15日、議員辞職願を参議院に提出し、尾辻議長が辞職を許可しました。 広瀬議員は、おととしの参議院選挙で岩手選挙区で自民党から立候補して初当選したあと、自民党岩手県連の副会長を務めていました。 その後、外国人男性と不倫関係にあることなどが報じられことし3月には不倫関係を認めて謝罪し、県連の副会長を辞任していました。 広瀬議員の辞職に伴い参議院岩手選挙区の補欠選挙はことし10月に行われる見通しです。