問題発言を繰り返してきたイタリア・ベルルスコーニ首相が12日、「ヒトラーは生きている」と話し、非難を浴びている。 ベルルスコーニ首相は12日、若い支持者らの前で、「私がもてるのは金持ちだからだ」「女性は年寄りが好きだ。すぐに死んで、遺産がもらえるから」などと話し、会場を沸かせた。しかし、「女性蔑視(べっし)だ」と批判されている。 また、ナチス・ドイツの独裁者、ヒトラーが実は生きていて、「アンデス山脈の奥地に潜伏している」と発言。支持者が復帰を促すと、「ヒトラーは『一つだけ条件がある。今度はあくどくいこうぜ』って答えたんだ」と笑い飛ばした。 この発言をめぐっては、海外からも非難を浴びそうだ。