MySQL 5.7における接続種別に関する情報取得手段の拡張に関して紹介する。一般クエリーログおよびMySQL Enterpriseの監査ログへの出力に接続種別の情報が付加され、またパフォーマンススキーマの拡張により、他の接続に関するセッションステータス変数が確認可能となり、これにより暗号化の利用状況などがより良く分かるようになった。 免責事項 この記事はTodd Farmer氏によるMySQL Server Blogの投稿「Identifying Insecure Connections」(2015/8/27)をユーザが翻訳したものであり、Oracle公式の文書ではありません。 MySQLサーバー5.7のキーとなるテーマはセキュリティーが大幅に改善されたことだ。MySQL 5.7の以前のリリースではTLSの証明書や鍵を自動で生成および検知するようになり、また、クライアント側でTLS接続が