米国家安全保障局(NSA)による日本政府や民間企業への盗聴疑惑を明らかにしたウィキリークスの告発が波紋を広げた。ただ、NSAが手にしているのは政府や大手企業の情報だけではない。日本の一般市民のデータは、どこまで彼らの手中にあるのか。 NSAによる極秘の情報収集は、2013年のエドワード・スノーデン元米中央情報局(CIA)職員が明らかにした文書や、元NSA職員の内部告発で断片的に明るみに出ている。 NSAは通信事業者の協力を得て、電話の発信者と通話先の電話番号、時刻、長さ、メールの送信者、送信先、時刻、訪れたサイトなどの「メタデータ」を集めてきた。会話の中身を盗聴しなくても、メタデータで、交友関係や生活形態まで把握できると言われる。 対象は、個人も政府も企業も関… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読み
米政府機関による監視プログラムの存在が明らかになってから、ジャーナリストなどを含むライターの間で自主規制が広がっているそうだ(PEN American Centerの調査結果、 CNNの記事、 本家/.)。 テロ対策として政府が電話やインターネットでの通信内容を収集することについて米国人の50%が容認しているのに対し、ライターでは66%が容認しておらず、容認しているのは12%に過ぎない。ライターの28%は政府の監視対象となることを恐れ、ソーシャルメディアで特定のトピックに関する言及を避けるか、少なくしているという。特定のトピックについて電話で話したり、電子メールに書いたりすることを避けているというライターも24%にのぼる。特定のトピックには軍事関連や中東・北アフリカ情勢、人種隔離、麻薬、ポルノ、市民運動などが含まれる。さらに、16%は特定のトピックについて執筆したり、話したりすることを避け
元CIAの職員であるエドワード・スノーデン氏のリークにより、アメリカ国家安全保障局(NSA)の実行していたスパイ行為が明らかになっていますが、ワシントン・ポストによるとNSAは1日に約50億台の携帯電話の位置情報を集め、それらの位置を追跡しているとのことです。 NSA tracking cellphone locations worldwide, Snowden documents show - The Washington Post http://www.washingtonpost.com/world/national-security/nsa-tracking-cellphone-locations-worldwide-snowden-documents-show/2013/12/04/5492873a-5cf2-11e3-bc56-c6ca94801fac_story.html H
Googleの会長を務めるEric Schmidt氏は、今あるような検閲は10年以内になくなる可能性があると考えているようだ。 Schmidt氏は米国時間11月20日、ジョンズ・ホプキンス大学で講演し、インターネットが制限されていて言論の自由が厳罰につながることもある中国や北朝鮮のような国では、時の権力者が望むか否かにかかわらず、暗号化のより効果的な活用や技術革新によってすべての人がつながり合い、スパイ活動は封じられる可能性があると述べた。 まず、彼らはあなた方を封じ込めようとする。次に、あなた方の中に入り込もうとする。そして最後に、あなた方は勝利する。私はそういうものだと心から思っている。なぜなら、力は今やあなた方の手の中にあるからだ。 10年以内に検閲や検閲の可能性を排除できる確率は非常に高いと私は思う。 Reutersによると、Schmidt氏は1月の北朝鮮訪問について詳しく語るとと
NSA「海底ケーブル出口でデータ全部ぶっこ抜いて分析してた」 Tweet 1: ミラノ作 どどんスズスロウン(三重県):2013/10/29(火) 04:44:39.29 ID:ECDMjWxz0 米国家安全保障局(NSA)が少なくとも三つのプログラムを組み合わせることで、インターネットや携帯電話などのほぼ世界中の通信記録を対象に収集、 分析していたことがNSA元幹部らの証言でわかった。米中央情報局(CIA)のエドワード・スノーデン元職員が内部告発した活動の全体像が浮かび上がった。 朝日新聞はNSAで実際に通信傍受などに携わった元職員6人に米国でインタビューした。 それによると、NSAは「アップストリーム」というシステムを使い、サンフランシスコやニューヨークなど の付近で主に海底の光ファイバーケーブルの情報を直接収集していた。北米には基幹ケーブルなどのネット設備が集中し 、世界各地域から送
Washington Postによると、米国家安全保障局(NSA)は世界的な規模で、電子メールのアドレス帳やインスタントメッセージのアカウントから膨大な数の連絡先情報を収集している。このデータを分析することにより、外国人諜報活動対象者間に存在する目に見えないつながりを洗い出しているとされる。しかし、こうしたデータの収集活動は無駄なプロセスやゆがみが発生しやすい(Washington Post、CNET、本家/.)。 たとえば、調査対象としてマークしていた電子メールアドレスがスパマーによって乗っ取られてしまったことがある。このスパマーはそのすべてのアドレス帳に偽のメッセージを送りつけ始めたが、NSA側はそれに気が付かず、そのスパムメールについてもデータ取得を行ってしまった。その結果、2011年9月11日からNSA側がそのことに気が付いた9月24日までの期間、1日に付き2GB~117GBものデ
米EMCのRSA事業本部は2013年9月19日(米国時間)、自社の暗号ツールである「RSA BSAFE」や「RSA Data Protection Manager」の顧客に対して、乱数生成アルゴリズムの技術標準「Dual_EC_DRBG」を使わないよう呼びかけていることを明らかにした。「Dual_EC_DRBG」には、NSA(米国家安全保障局)が暗号解読に使うバックドア(裏口)が存在する恐れがあり、米NIST(国立標準技術研究所)が同アルゴリズムを使わないよう勧告している。 RSA BSAFEは、セキュリティアプリケーションを開発するためのツールキットであり、「多数の商用アプリケーションにBSAFEソフトウェアが組み込まれ、市場で活用されています」(RSAのWebサイトより)という。またRSA Data Protection Managerは、データの暗号化を行うためのツールである。いずれ
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