関連キーワード Office 365 | Microsoft(マイクロソフト) | 脆弱性 セキュリティベンダーWithSecure(F-Secureの企業向け部門が独立)は、Microsoftの「Office 365 Message Encryption」(OME)に深刻な脆弱(ぜいじゃく)性を発見したと、2022年10月に発表した。OMEは、Microsoftのオフィススイート「Microsoft 365」(Office 365)で利用可能なメール暗号化ツールだ。攻撃者はこの脆弱性を悪用すれば、OMEで暗号化されたメールの内容を解読できるようになる可能性があるという。どういうことなのか。 メールをたくさん集めれば解読可能に? 併せて読みたいお薦め記事 脆弱性の知識を深めるには クラウドサービスの脆弱性に「CVE」がない“なるほどの理由” 「ゼロデイ脆弱性」と「ゼロデイエクスプロイト」の
米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は2022年11月10日(現地時間)、脆弱(ぜいじゃく)性管理手法「SSVC方法論」(Stakeholder-Specific Vulnerability Categorization:利害関係者固有の脆弱性分類)に関するガイドラインを公開した。 SSVC方法論は、脆弱性を評価して悪用状況や安全性への影響、単一のシステムで影響を受ける製品の普及率などに基づき、復旧作業に優先順位を付ける管理手法だ。 近年、サイバー脅威が高度化・複雑化したことで「脅威を完全に防御することは困難」という前提に基づき、セキュリティ対策の行動指針を策定するケースが増えている。こうした行動指針の一つとして脆弱性に対する優先順位付けも重要になってきている。
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 カナダのUniversity of Waterlooと米University of Illinois Urbana-Champaignによる研究チームが発表した「Non-cooperative wi-fi localization & its privacy implications」は、上空のドローンからWi-Fiを利用して壁越しに屋内を攻撃する手法を提案した研究報告だ。建物の近くを飛行し、住民のWi-Fiネットワークを利用して、数分のうちに建物内の全てのWi-Fi対応機器を識別して位置を特定することができるという。 「Wi-Peep」と呼ぶ今回のプライバシー攻撃は、家の上空にドローンを
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