応援演説で「オール沖縄」について言及したれいわ新選組の山本太郎代表=22日午後、沖縄県豊見城市(大竹直樹撮影) れいわ新選組の山本太郎代表は22日、衆院選(27日投開票)の応援演説のため沖縄県入りし、共産党や立憲民主党、社民党などが支援し、玉城デニー沖縄県知事を支持する「オール沖縄」について、「選挙互助会に落ちぶれた」と批判。「歴史的な役割は終えた」との認識を示した。 山本氏はオール沖縄について、「辺野古『新基地』(反対)という一点でスタートしたのはいいが、今はフェーズ(局面)が大きく変わっている」と指摘。沖縄で自衛隊を重点配備する「南西シフト」が進んでいることを念頭に、「先島(諸島)が軍事要塞にされる危機が迫っているところで、選挙互助会として機能することを認めることはできない」と批判した。