【ローカルプレミアム】タミヤ、バンダイ…有名メーカーひしめく「プラモの町」 静岡・清水港の輸出過去最高に タミヤ、ハセガワ、青島文化教材社の本社やバンダイの生産拠点など、10社を超える有名メーカーがひしめく「プラモの町」静岡が元気だ。清水港を中心にした名古屋税関管内での「プラモデル」の輸出が過去最高になり、日本アニメの海外人気を後押ししている。 地場産業である静岡県内のプラモデル産業は、木製模型飛行機の製造が前身。昭和7年に、模型メーカーの創業者が模型飛行機の完成品を販売したのが発祥といわれている。 その後、木製模型市場は縮小したが、プラスチックへの素材転換に成功したのが、静岡県内に拠点を構えていた模型メーカーだった。この時期、複数のメーカーが新製品開発を切磋琢磨しながら行い、プラモデルの一大産地として発展を遂げた。 12月に発表された名古屋税関管内の今年1~9月のプラモデルの輸出は、68