2連覇を達成し、笑顔を見せる日本代表。第3回大会に参加し、3連覇を目指すことはできるのか【写真は共同】 2013年に予定されている第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、日本は代表チームのスポンサー権、グッズの収益権が認められない場合、出場を見送るとしている。 WBCはサッカーのワールドカップ(W杯)やオリンピックと比べ、大会構造が極めていびつだ。例えばサッカーのW杯は国際サッカー連盟(FIFA)が主催しているのに対し、WBCはメジャーリーグ(MLB)とその選手会が主催している。FIFAが各出場国に代表スポンサー権、代表グッズの商品化権を認めている一方、WBCではそれらを主催者側に帰属させている。09年の第2回大会でアサヒビールや日本マクドナルドが日本代表を応援する立場を取ったが、彼らのスポンサー料はすべてWBC主催者に流れた。 MLBとその選手会は第1回大会を開催
最終戦の延長10回に飛び出したレイエス(奥)のサヨナラ2ラン。この一発は同時に日米野球への「サヨナラ弾」となってしまうのか?【 写真は共同 】 レイエスの決勝弾が、文字通り「サヨナラ」を告げる? 3日から開催されていた日米野球は、結局メジャー選抜の5戦5勝で幕を閉じた。 最終戦は日本選抜が粘りを見せて延長戦に突入。逆転勝利が期待されたが、メジャー選抜は10回裏にホセ・レイエス(メッツ)のサヨナラ2ランで、華々しく熱戦とシリーズにピリオドを打った。だが、この一発は同時に、1931年(昭和6年)から続いてきた日米野球に「サヨナラ」を告げる惜別のホームランになってしまうかもしれない。 「役割は終えた」と消極的な選手会 というのも、日本プロ野球選手会が7月に開かれた日本野球機構との事務折衝で、「日米野球への参加は今シーズン限りにしたい」との意向を表明しているからである。その理由として、選手会会長
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