地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は26日、今月中にも最終版を公表する次期衆院選の公約「維新八策」に、衆院議員定数(現行480)を半減することを盛り込む考えを明らかにした。 また、維新幹部によると、国会議員歳費と政党交付金の各3割カットも八策に明記する方針だ。議員の数や経費に関して大幅な削減姿勢を示すことで、既成政党との違いを鮮明にする狙いがある。 橋下氏はこの日、維新と交流のある政治団体・松山維新の会が松山市内で開いた集会で、「国全体の仕事を絞り込めば480なんて数はいらない。維新として半減ということをしっかり出す」と明言。大阪維新の会が国政に進出した場合、歳出削減に取り組む姿勢を強調し、「国民に負担をお願いする前に、(政治家が)身を削らないといけない」と述べた。