許可なくメジロを狩猟、飼育したとして、警視庁東村山署は22日、鳥獣保護法違反の疑いで、東京都東村山市の無職の男(86)を東京地検八王子支部に書類送検した。 調べでは、男は今年1月中旬ごろ、自宅敷地内の倉庫脇に、中にえさを入れたかごを仕掛け、えさを食べに来たメジロ2羽を捕獲、鳥かごにいれて自宅で飼っていた疑い。メジロは鳥獣保護法で都知事の許可なく狩猟、飼育してはいけないと決められている。 同署員がスーパーに買い物に行く途中、近くでメジロの鳴き声がするのに気が付き、捜査を始めた。男は「捕まえてはいけないとは知っていたが、鳴き声だけでは物足りなくて飼ってみたかった」と供述している。