「企画が出てこない」「考えられない」。そんな悩みを抱えているからといって、会議室でウンウンとうなるのは逆効果だ。「ガースー」の愛称で知られるテレビプロデューサーの菅賢治氏は「会議室で企画が出たことなんてない」と断言する。ブックライターの上阪徹氏が「企画の達人」の思考法を紹介する――。 ※本稿は、上阪徹『企画書は10分で書きなさい』(方丈社)の内容を再編集したものです。 デスクの上でうなっていてもムダ 企画の達人ともいうべき人たちに、私はありがたいことに、20代の頃からたくさん取材させてもらってきました。もちろん興味があったのは、この人たちはいったいどうやって優れた企画を出してきたのか、ということ。ところが、私は意外な話をたくさん耳にすることになったのです。 今もよく覚えているのが、斬新なアイディアで作品をさまざまに生み出していた、世界的に著名なアーティストへの取材でした。アーティストはきっ
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