ソフトバンク,イー・アクセスとウィルコムの合併を発表。PHS事業で名を馳せたウィルコムは消滅 編集部:小西利明 2013年12月3日,ソフトバンクは,同社の子会社であるイー・アクセスとウィルコムを2014年4月1日付けで合併させると発表した。合併後は,1000万以上の契約数を抱える移動通信サービス事業者となる。 なお,存続会社はイー・アクセスとのことで,1994年からPHS事業を手がけてきたウィルコムは消滅することになった。筆者もそうだが,モバイル通信の黎明期に,ウィルコムのPHSを利用してモバイルでのインターネット接続をしていたという人は,同社が消えるとの報に一抹の寂しさを感じるのではないだろうか。 #### 以下,リリースより #### 合併に関する基本合意書締結のお知らせ イー・アクセス株式会社(以下「イー・アクセス」)と株式会社ウィルコム(以下「ウィルコム」)は,本日,2014年4
アステルの事業を引き継いだ各社やNTTドコモの撤退を受け、日本で唯一PHSを展開する事業者となっているウィルコム。 現在はデータ通信サービスを捨て、音声通話に特化したサービス展開を進めていますが、いずれLTEなどの高速通信を展開する可能性があるのではないか……という話をお届けします。詳細は以下から。 ◆ウィルコムのPHSサービスは1.9GHz帯を使用 Wikipediaに掲載された周波数の割り当て状況によると、ウィルコムは現在「1.9GHz帯(1884.65~1919.75MHz)」でPHSサービスを展開しており、2013年4月時点で512万4400契約(3Gは除く)が同帯域を利用しています。 ◆1.9GHz帯でLTEを展開しているSprint ここで気になるのが1.9GHz帯は日本以外でどういう位置付けの帯域なのかという部分。実は同帯域はウィルコムの親会社、ソフトバンクが買収を進めている
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