本誌が実施した「企業ネット/ICT利用実態調査 2013」の結果、WANサービスの最新利用動向が分かった。IP-VPNの利用率ではNTTコミュニケーションズ(NTTコム)の「Arcstar IP-VPN」が首位に復帰。広域イーサネットではKDDIの「KDDI Powered Ethernet」が今年もトップとなった。L2/L3混合型サービスではNTTコムが猛追し、KDDIとほぼ横並びになった。 本誌は毎年、上場企業など3200社を対象とする「企業ネット/ICT利用実態調査」の中で、WANサービスの利用状況を調べている。ここでは本年の調査から、WANサービスのタイプ別に利用率を紹介しよう。 新型WANでNTTコムがKDDI猛追 新型のWANサービスとなる「レイヤー2/レイヤー3(L2/L3)混合型サービス」では、提供時期で先行したKDDIをNTTコミュニケーションズ(NTTコム)が追う展開に