今回は、ちょっと大きなWebアプリケーションを作ることになると、必要になる「セッション」の機能をPHPで利用する方法を解説します。さらに、これまで説明しきれなかったけど、設定しておいたほうがよい項目についても解説します(編集部) 別々のHTTPアクセスの間でデータを共有させる 第37回より、PHPの実行時設定について解説を続けてきましたが、今回でPHPについての解説は最後です。PHPの設定ディレクティブはまだまだたくさんありますが、LAMP環境を構築するときに設定しておくべき内容はおおよそ網羅できたと思います。残りの設定ディレクティブは、PHPプログラムの開発というテーマに関係するものになります。 今回はセッションに関する設定について解説します。そして、PHPに関する設定の中でも、これまで紹介する機会を作れませんでしたが、設定しておいた方がよいものがいくつかありますので、これも取り上げます