2015年の春季労使交渉(春闘)が進んでいる。労働組合の要求に対して、すでに一斉回答した自動車や電機などの主要企業では、トヨタ自動車やパナソニック、ニトリホールディングス、ゼンショーホールディングスなどが、今春闘の焦点となった賃金を一律に引き上げるベースアップ(ベア)の実施を決めた。業績好調な企業では、前年よりも賞与(ボーナス)が増額する回答も相次いでいる。 賞与は企業に勤めるビジネスパーソンにとって最大の関心事の一つだ。月給に加えて得られる収入であり、高額な商品の購入をはじめとする贅沢な消費に使ったり、自己啓発に投資したり、毎月の赤字の補填にしたり――。 では、実際にどんな企業で、どれぐらいの賞与が払われているのだろうか。東洋経済オンラインは、『会社四季報』(東洋経済新報社)編集部と協力して、「2014年に賞与支給額が多かった」企業を調べ、その上位500社をランキングした。 上場企業の4