作家・思想家の東浩紀が創業した株式会社ゲンロンのウェブサイトです。
25日、山崎さんと共に五十嵐淳さんの住宅を見学させて頂く。中に入っても、CH=7000mmの吹き抜けや、頭上に乱れ飛ぶブレース、思わず蹴飛ばしそうになる照明など、身体の感覚が慣れるまでしばらくかかってしまった。窓も小さいし、屋根は異様に大きい。慣習的な適正値が全てキャンセルされている感じ。 キャンセルといってもネガティブな印象は全くなく、どちらかというと攻めの設計でかっこいい。スケールにしても、ディテールにしても、車の運転みたいなもので、腕に自信が無いと攻めるなんて出来ない。 27日、編集委員会の打ち上げ旅行で長野のリゾナーレへ。mosaki大西君の完璧な段取りで心地よく楽しませて頂く。団体バスに乗り、風呂に入り、食事し、飲むといういわゆる親睦旅行。飲み会がはけた後、若手ばかりの部屋で酒も飲まずに深夜までダベる的な。修学旅行みたいな夜を過ごす。 翌朝は建築見学。ベリーニの全体計画は、古典主
思想地図vol.3 特集 アーキテクチャ シンポジウム 「アークテクチャと思考の場所」 浅田彰+磯崎新+宇野常寛+濱野智史+宮台真司+東浩紀 「鳥の巣」から考える(20XX ニコニコスタジアム) シンポジウムの内容を「鳥の巣」のみから考えてみる。 そのために準備として、まずシンポジウムの発言に勝手に注)を付けます。 注1) 75P 磯崎新の言及している「鳥の巣」の構造に関しては 「新建築 2008年12月号」の中で、構造家の川口衞さんが詳細に書かれている。「鳥の巣」は当初、開閉式の屋根を中央に設けた形で計画が進められるが、加重とコストを減らすべく中央の開閉式の屋根はあきらめ、かつその中央の開口部分を大幅に広げる事でようやく実現できる事になる。しかもその構造形式はもともと徹底的に不合理な上、開閉式の屋根を中止した事でそれらが支えているものはほとんど何もなく、徹底的に不合理なその構造体は単に自
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