2025/02/28(金) JSConf.jp おかわり Node学園46時限目
Intro 弊社で開発しているサービスの、ドメインを変更することになったときの話。 すでに旧ドメインで一部顧客に利用していただいていたため、旧ドメインは破棄せずに新ドメインにリダイレクトさせるようにしました。 DNSの設定やコードをいくらか修正し、リリースをしました。Webアプリを触って画像が表示されたりデータが取得更新できたりと、通常通り使えることを確認して一安心していました。 問題発生 すでに使っていただいていた社外ユーザーから「画像が表示されない」と連絡がありました。 スクリーンショットを見るとたしかに画像が切れてALTテキストが表示されていました。しかし同じ画面を自分のPCで閲覧すると正常に画像が表示されています。 先方のファイアウォールがホワイトリスト制にでもなっているのかと思い、ファイアウォールの設定をご確認くださいと返答しました。ですが「TCP/80(http)とTCP/44
本稿はJCB Advent Calendar 2024の12月14日の記事です。 3-Dセキュアにおける認証取引の仕組み解説 JCB デジタルソリューション開発部 アプリチームの村井です。 アプリチームではJCBが提供する様々なサービスの開発・運用をしています。 今回は非対面のクレジットカード決済で導入が進んでいる3-Dセキュア(本人認証サービス)について、 各システムの動きにフォーカスして認証取引の主な仕組みを紹介します。 3-Dセキュアの認証取引の仕組みは、提唱元であるEMVCoのサイトから公式ドキュメントをダウンロードできます。 本記事では公式ドキュメントの内容を噛み砕いて解説します。 そもそも3-Dセキュアって何?という方は過去の記事もご覧ください。 認証取引 認証取引の概要を図示します。 JCBではDSシステムを運用しています。 また、アクワイアラドメインで稼働するシステムが3D
GitHub Container “R”egistryではなくGitHub Container “r”egistry が正しいと信じているのですが、誰か正解を知っている人がいたら教えて下さい。最初のブログ ではGitHub Container Registry と書いていましたが、その後はGitHub Container registryになりドキュメントでもContainer registryになっているので、やはりContainer registryなのかなと思ってますが、これが気になりすぎてGHCRについて触れるのがいつも憚られています。 Docker Hubのレート制限について 要約 背景 調査 回避策 GITHUB_TOKENについて 備考 余談 まとめ Docker Hubのレート制限について 2025年4月1日からDocker Hubの制限がいよいよ厳しくなり、未認証ユーザは
はじめに curl コマンドは対話シェルやシェルスクリプトから HTTP 通信を行うのによく使われるコマンドです。あらゆる環境(100 種類の OS)で動作し、macOS や Windows には標準でインストールされています。商用サポートもあり、互換性は非常に重視され、何年経っても同じ書き方で動きます。非常に長く使われており(1998 年生まれの 27 歳1)、そして古い情報もたくさんあります。この記事ではそういった古い情報を、より簡単で新しい curl コマンドの使い方にアップデートします。最初に結論を書いておくと、 もう -X POST -H "Content-Type: applicatoin/json" なんて書かなくていいですよ。 (記事を読まない人のためのリンク) この記事を書くにあたって以下の記事を参考にしています。この記事が書かれたのは 2015 年、現在はそれから 10
なんかみんなSakana AIがやらかした間違いについてワイワイ言っているんで、徹底的に検証してみたら結構面白かったし、勉強にもなったよ!という7万字ぐらいあるブログです。 最後の方にGoogle Colabで動く検証コードを置いておきます。 <お気持ち背景> 昨年の11月に「AIバブル崩壊」の足音と「AI副業」のデメリット、という話を書きました。 いくつかのAIバブルの崩壊シナリオに警鐘を鳴らさせていただいたんだけど、長くてゴメン。 個々にすごいけど、「Kaggler節」であり、その文法で銀行がお金を出ような話になっているんだろうか?どこかの山でチャンピオンになるかもしれないけど、みんなが期待するような課題解決や課題発見、課題設定になっているんだっけ?という感想があります。 例えば画像生成AI「Stable Diffusion」に例えますが、画像生成モデルみたいに無償で公開していくんだけ
PayPayの6年の歴史の中で、私たちは急速な成長を遂げてきました。現在、6700万人以上のユーザーにサービスを提供し、日々数百万件の決済を処理しています。しかし、これを成功させるためには、トラフィックと信頼性の要求を満たすための技術的な挑戦が伴います。 PayPayは設立当初からJavaとNodeJSを採用しており、これらの技術は非常にうまく機能してきました。しかし、成長に伴いサービスをスケールアップする必要が生じ、これによりKubernetesクラスターでのCPUとメモリの使用量が増加しました。これにはサーバーコストの増加が伴います。 2023年末、私たちはコアサービスでのトラフィックをより効率的に処理する方法を模索し始め、GraalVMやGo、Rustなどさまざまな技術を調査しました。Rustは、その優れたパフォーマンスとメモリの安全性が保証されていることから、PayPayの多くのユ
マイナンバーカードをお持ちの、日本にお住まいのみなさんは、来春の後半より、Appleウォレットにマイナンバーカードを追加して、対面またはiOSのアプリ上で安全に提示できるようになります Appleは、日本のデジタル庁と協力し、来春の後半から日本に住むみなさんがAppleウォレットでマイナンバーカードを利用できるよう準備を進めています。Appleウォレットの身分証明書機能を米国外で展開するのは日本が初となります。この機能によって日本に住むみなさんは、iPhoneのAppleウォレットにマイナンバーカードをシームレスに追加し、物理的なカードと同じようにコンビニエンスストアで公的な証明書等を発行したり、「マイナポータル」iOSアプリにアクセスしてオンラインの行政サービスを受けるなど、常にiPhoneのセキュリティ、利便性とともに、安全に利用できるようになります。 「Appleウォレットの身分証明
2025年2月4日、日本放送協会(以下、NHK)より、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、当社)に対し、営業基幹システムの開発・移行業務(以下、本プロジェクト)に関する業務委託契約の解除に伴う既払の代金の返還及び損害賠償を求める民事訴訟を東京地方裁判所に提起したこと、およびこれまでの経緯が公表されました。 当社は、本日時点において訴状を受領していないことから、NHKによる請求内容に関するコメントは差し控えますが、経緯に関する当社の見解についてご説明いたします。 本プロジェクトは、NHK指定の移行方針のもと営業基幹システムを新しい基盤へ移行するものであり、プロジェクト開始後に現行システムの解析を実施の上、移行方針及びスケジュール等を確定するという契約に沿って検討を進めてまいりました。 現行システムの解析を進める中で、提案時に取得した要求仕様書では把握できない、長年の利用の中で複雑に作り込まれ
物騒な世の中です。皆様お気をつけください。 3行でまとめ 自作の OSS、fujiwara/apprun-cli のマルウェア入り偽物を作られて GitHub で公開されました 偽物には大量の新規アカウントがスターを付けていたため、検索でオリジナルのものより上位に表示される状態でした GitHub に通報したところ、偽物を作ったアカウントはbanされたようです 経緯 2024年末に、さくらのAppRun用デプロイツール apprun-cli という OSS を公開しました。 github.com 2025年2月10日 12時過ぎのこと、謎の人物が X で apprun-cli を宣伝しているのを見つけました。 どう見ても自分の物と同じ(コピー)なのですが、妙にスターが多い。リポジトリをのぞいてみると、fork ではなくコードがすべて commit 履歴を引き継がない状態でコピーされ、スター
2025大阪・関西万博公式キャラクター・ミャクミャクのアニメが放送決定!
When we introduced GitHub Copilot back in 2021, we had a clear goal: to make developers’ lives easier with an AI pair programmer that helps them write better code. The name reflects our belief that artificial intelligence (AI) isn’t replacing the developer. Instead, it’s always on their side. And like any good first officer, Copilot can also fly by itself: for example, when providing pull request
Implementations of the new JavaScript Temporal object are starting to be shipped in experimental releases of browsers. This is big news for web developers because working with dates and times in JavaScript will be hugely simplified and modernized. Applications that rely on scheduling, internationalization, or time-sensitive data will be able to use built-ins for efficient, precise and consistent d
関西空港の駐機場に面した、整備士のオフィスを訪ねた。 「これです」 驚いた。 身長175センチの私が手を思い切り伸ばしても、届かないところにコンセントがある。 しかも、以前はもっと低いところにあったが、年が経つにつれ、どんどん上がっているという。 オフィスを見回してみると、おかしな光景は、そこかしこにあった。 窓の位置も妙に高い。 「もとは、大人の目線くらいの高さにあったそうですが、これもどんどん上がってしまって…」 いまは「神棚」として活用しているという。 いったいどういうことなのか。 その整備士は「私から理由を説明する訳にはいかないので、空港会社に聞いてみてください」とつれない返事。 私は、関空を運営する関西エアポートの本社に向かった。
この記事は 2025年1月 に執筆したものです。法令関連は毎年すこしずつ変更されていきますので、最新の状況だと変更されている可能性があることをご了承ください。誤りなどありましたら 管理者 まで連絡いただけると助かります。 はじめに 働き方の呼称 開業届 青色申告 消費税 軽減税率制度 消費税の端数計算 課税事業者(納税義務者) 免税事業者 消費税に関する売上高・税額の名称 課税売上高 売上税額 仕入税額 仕入税額控除 消費税に関わる期間の名称 基準期間 特定期間 課税期間 消費税額計算方式 積上げ計算方式 割戻し計算方式 消費税納税方式 一般課税方式(原則課税方式) 簡易課税方式 特例課税方式(2割特例) インボイス制度 インボイス制度の概要 インボイス受取者(買手側) インボイス発行者(売手側) 適格請求書等保存方式(インボイス制度) 適格請求書発行事業者(インボイス発行事業者) 登録番
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