たけうちです。 久しぶりの書き込みです。 お正月休みに乱読したのですが、偶然購入した本で面白いものがあったので紹介します。 日本農業への正しい絶望法 神門善久 新潮新書 2012年9月発行 ちょっと読むのに躊躇するタイトルで、農業に携わる者が読むには覚悟がいるというか耳が痛くなる話ばかりなのではないかという印象を持つと思います。 実際この本を読んで嫌な思いを持たれる農業者もいるかもしれません。 しかしながら、この本に書かれている内容は私が見聞きし携わってきた農業と違わず、本当のことが記されていると思います。 私の言いたいことがこの本にほとんど書かれているので、全力でオススメします。 実情をよく知らないマスコミや「識者」が日本の農業は素晴らしいと褒め称えている問題点、そういった「識者」の存在が世論や農政をも狂わせているという指摘がなされています。 近年TPPをきっかけに農業についての議論が沸