知人の男性の遺体を薬品で溶かしたとして、神奈川県警は1日、死体損壊の疑いで、暴力団関係者の男ら2人を逮捕した。さらにもう1人の男を任意で事情聴取し、事件への関与を調べている。県警は秦野署に捜査本部を設置し、全容解明を進める。 捜査関係者によると、逮捕された2人のうち1人が暴力団関係者で、別の事件で有罪判決を受け服役している。県警は男性が死亡した経緯についても慎重に調べる。 逮捕容疑は2015年ごろ、土木関係の仕事をしていた神奈川県秦野市の40代男性の遺体をアルカリ性の薬で溶かし、損壊した疑い。県警は薬品をカセイソーダとみている。