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いよいよ今年も、恒例の「映画ベストテン」の季節がやってきました。一年という時間が経つのは、本当に早いものです。 最近このブログを読み始めた、という方のために説明いたしますと、うちのブログでは2007年からずっと、年末に「映画ベストテン」企画をやっています。毎年テーマを決めて、閲覧者の皆さまにお好きな映画のベストテンを投票していただくという、他人のふんどしで相撲を取るというか、インターネットにおける双方向性を追求するというか、単にアクセス数を稼ぐためだけというか(でも意外と伸びないんだよなぁ……)、まぁそういう企画です。 昨年までの記録はこちら。 2007年:映画オールタイムベストテン 映画オールタイムベストテン・結果発表 - 男の魂に火をつけろ! 2008年:邦画オールタイムベストテン 邦画オールタイムベストテン・結果発表 - 男の魂に火をつけろ! 2009年:映画ゼロ年代ベストテン 映画
このブログも開設からもう9年目で、ぼくの30代はずっとブログ更新に費やされてきたのだなあと思うと、何とも言えんものがあります。ふつう、30代男性ってのはもっといろいろあるもんなんですけどね。出世とかゴルフとか子育てとか。まぁそんなことはどうでもよろしい。ヒトはヒト、ワスはワス。 9年もやってると、知らず知らずのうちに芸風が変わっていくものです。以前は自前の知識をもとにしてネタを作っていたのに、もっと知識のある人たちと交流ができるにつれてだんだんマニアック度が下がってきて、最近はニュースを引用してひとこと茶化すだけで済ませることが多くなりました。省エネ手法が身についた、といえば聞こえはいいですが単なる手抜きというそしりは甘んじて受ける覚悟であります。 で。 何年か前のエントリをつらつらと読み返しておりましたら、以前は年に何回かやっていた「映画しりとり」のことを思い出しました。 過去の開催例は
真魚八重子(映画文筆業。「映画秘宝」「キネマ旬報」「TRASH UP」ほかで執筆多数) 誰でも、男女問わず精神的に調子の悪いときはある。仕事がうまくいってなかったり、環境の変化、失恋、家族や友人などの人間関係のこじれ、また体の病気を抱えてしまったりしたら、沈鬱な気分になるのも当然なことだ。逆に、それをなんなくクリアして過ごせるくらい、強靭なメンタリティーをもった人のほうが珍しいだろう。 特に女性だと、PMS(月経前症候群)というのがほんとにめんどっくさいもので、人によって症状の多寡はあるが、神経質な子は生理前になるとなんの意味もなく、不安やパニックに襲われて泣きだしてしまうとか、そういう精神面での影響が大きい。でも、それはあくまでホルモンのいたずらであり、心を病んでいるわけではない。 でもこういった足元をすくわれるような不安が慢性化していて、日常生活や、対人関係で長期にわたって支障をきたし
映画『クロニクル』は超能力を題材にしたアメリカ映画で、『AKIRA』から影響を受けたことを監督が明言している。ロッテントマトで支持率85%、映画評論家の町山智浩氏が2012年のベスト3に挙げている高評価。上映時間が90分未満という短さもいいね。 映画『クロニクル』の宣伝キャンペーンで「面白い超能力写真を送ろう」というのがあってそれに優勝しました。賞品は『クロニクル』の劇場公開に30名を招待する権利。っつーわけでみなさんを招待します!日時は急ですが明日9月27日(金)20時の回、池袋シネマサンシャインです。19:45までに劇場前に来てもらう感じになります。 っつーわけで『クロニクル』を観たい方はメールフォームか、Twitterでのリプライか、何でもいいので俺に連絡ください。 仕事が忙しい人は「行けたら行くわ」状態でしょうがそれでも構いません。ドタキャンの場合は俺が適当に池袋周辺の弱そうな人に
第1回:「パシフィック・リム」が中国で当たった理由~中国人はどんな映画を観ているの?中国映画界には今年の夏、「パシフィック・リム」旋風が吹き荒れた。 中国メディアの集計によると、7月末の公開から1カ月弱で興行収入は6億元(約97億円)を突破。夏休みシーズンの公開作品で群を抜く稼ぎ頭となり、おひざ元の米国を上回る快進撃となった。中国を含む海外での成績が好調なため、続編製作への期待も高まっている。 中国の映画市場は12年、日本を抜いて米国に次ぐ世界2位に成長した。同年の市場規模は約170億元(約2800億円弱)。前年に比べ約3割拡大し、今年はさらに伸びるとみられる。中国では映画館で作品を観る人は都市部に集中している。今後地方や農村部の開拓が進めば、20年には市場規模が約500億元(約8100億円)、1作品当たりの興収が約30億元(約486億円)に急増するとの見方も出ている。まさに巨大な潜在市場
11/2レンタルリリース プライムウェーブ 原題は'The List'。シエンナ・ギロリーが出演している英国製のスリラー映画です。主演はアンソニー・フラナガンで、ナイジェル・プラナー、ビル・パターソンといった渋めの英国人俳優が出演してます。監督はドイツ人でTVムービー畑の人。 不正を正すべくクリスが設立した、汚職政治家やブラック企業の経営者をリスト化して投票、順位を付けるサイト“ザ・リスト”が評判を呼ぶ。だが、リストの一位になり、告発されたものの無罪放免になった企業家が何者かに拉致され、拷問の上に自白、殺害される事件が発生する。当局はクリスにサイトの閉鎖を促すものの拒否。クリス自身の関与も疑われ、世論は手の平を返すように彼を非難し始めて…。 この後は、遂に命まで狙われ始めた主人公。だがそれを救ったのは真犯人だった!? そうこうするうちに何とリストに主人公の名前が…という展開です。 全体的に
金沢で行われた地下イベント「マグマ!」(http://magmaknzw.hateblo.jp/ )にて鑑賞。 『Maria』 別れたはずの女が実は妊娠しており、つきまとわれるようになってしまった男の恐怖。 前半の映像と音楽のみで関係性を見せ切ったクリップ的な演出と、後半のくど目の、漫画の吹き出しを読み上げてるような台詞回しの配分が、アンバランスなようでいてそうでもない。台詞なしの前半から、どこか「マリア」の能弁さのようなものがうかがえるからであろうか……。 上映前の挨拶で、「私は準主役ぐらいです。頑張って脱いでる主演の子のお尻に注目してあげてください!」と言った出演・監督の中尾氏の無邪気な腹黒さとでも呼べそうな感覚が如何なく発揮されており、怖かった。臓物による往復ビンタが秀逸。 そして、翌日の高橋洋・稲生平太郎トークショーの内容に則れば、これも「手術台映画」の系譜につながるのであろう。
『謎解きはディナーのあとで』の予告編では「犯人は必ずこの中にいます」と言いながら、この映画の豪華キャストが紹介される。以下がキャスティングなんだけどさ。これから先は完全ネタバレ。 北川景子 ヒロインのレイコ。超大金持ちのお嬢様。18年ぶりに父の豪華客船:プリンセスレイコ号に乗る。 櫻井翔 レイコの執事の影山。 椎名桔平 レギュラーキャラのバカ刑事。 鹿賀丈史 客船の船長。 中村雅俊 客船の客室支配人。レイコが語るには18年間勤めてきた忠実でマジメな男。 生瀬勝久 乗客:企業のボンボン息子でギャンブル狂。 宮沢りえ 乗客:商店街のクジで乗船券が手に入った一般人でギャンブル好き。 竹中直人&大倉孝二 乗客:客船に忍び込んだ泥棒。 桜庭ななみ 客船の歌手で、中村雅俊の娘。 要潤 客船の調理師。 黒谷友香 客船の船医。 甲本雅裕 客船の警備員。 児嶋一哉(アンジャッシュ) 客船のランドリー担当、非
真魚八重子(映画文筆業。「映画秘宝」「キネマ旬報」「TRASH UP」ほかで執筆多数) 誰でも自意識は大なり小なりあって、自己評価や、他人の目に自分がどう映っているかは気になるものだ。そして、その自意識に溺れて周囲との距離感が冷静につかめなくなったり、他人からの評価とのバランスがうまくつりあわないとき、めんどくさいことになりがちなのが文化系女子だと思う。 クラスや会社の同僚たちが、とても退屈な人間に見える。自分は映画や音楽や本をどんどん開拓して、豊かな感受性を育んでいるのに、書店で山積みになっている自己啓発本を読んで「気づき」とか言いだしたり、凡庸な歌詞の日本語ラップをカッコイイと思っていたりする周囲の人々。話の合う恋人ができなくて「こういう人たちって合コンでいくらでも相手見つけられるんだよね」と、悔しまぎれに同類な友人と話したことがあった。趣味の分母が大きいから、「ミスチル好きなんですよ
11/2リリース プライムウェーブ ATLANTIC RIM Trailer HD 原題は'Atlantic Rim'。The Asylum社が「パシフィック・リム」に便乗してこさえたロボットバトルアクションです。主演は「エアポート2013」のデヴィッド・チョカチ、「アート・オブ・ウォー3」のトレッチ。グレアム・グリーンも出演してます。監督は「ホーンテッド・プリズン」のジャレド・コーン。 原因不明の原油流出事故を起こした大西洋上の油田基地が突如沈没。調査の為、米国政府は極秘裏に開発していた巨大ロボット三体を現地へ向かわせるが、そこにいたのは謎の巨大怪獣だった! しかもその怪獣は米国本土へ上陸してしまい…。 お話は、パイロットの暴走気味の活躍で怪獣を撃退したものの、“最後の一匹とは思えない…”パターンになって…という流れ。 で、まぁアサイラム作品らしく、色んなところがダメダメな作品でした。
11/2レンタルリリース ミッドシップ 原題は'Pawn'。「ソウ」シリーズの撮影監督、デヴィッド・A・アームストロングの初監督作となる群像クライムサスペンスです。出演はレイ・リオッタ、フォレスト・ウィテカー、コモン、マイケル・チキリス、スティーヴン・ラング、ロナルド・ガットマンという渋めの面子に加えて、「ダブル・トリガー」のショーン・ファリス、「アンチェインド」のニッキー・リード、「ザ・キングダム 砂の惑星」のジェシカ・ゾーといったところも。 ある夜、とあるダイナーに覆面強盗団が押し入り、店員や客を人質に立て籠もってしまう。警察が店を包囲し、緊迫の展開が続くが、この事件の裏には汚職警官と組織の関係にまつわる秘密が隠されていた…。 このキャストだけに、渋めの警察映画的なムードになるのかと思いきや、さすがに「ソウ」の撮影監督の作品らしく(?)、冒頭の強盗団の乱入シーンはかなり凝った映像に。
囚われのサーカス [DVD] 出版社/メーカー: トランスワールドアソシエイツ発売日: 2013/11/02メディア: DVDこの商品を含むブログ (1件) を見る Adam Resurrected (2008) Official Trailer #1 - Jeff Goldblum Movie HD 原題は'Adam Resurrected'。ポール・シュレイダーが2008年に監督した戦争ドラマです。主演はジェフ・ゴールドブラム。ウィレム・デフォー、デレク・ジャコビ、モーリッツ・ブライブトロイ、そして「逆転のメソッド」「マン・オブ・スティール」のアイェレット・ゾラーが出演しています。 1961年、テルアビブ郊外の砂漠の真ん中にある施設に、元芸人のアダムが帰って来る。この施設は、第二次世界大戦中、ナチスの強制収容所に入れられ、生き延びたものの心を病んでしまったユダヤ人たちの療養施設だった…
新バットマン役のベン・アフレックが、妻のジェニファー・ガーナーを相手にバットマンの声の練習をしているそうだ。 『マン・オブ・スティール』の続編でバットマン役に抜擢されたベンは、バットマン特有の声を習得するため、ジェニファーを相手に猛特訓を重ねているところだという。ベンのバットマン役に向けての練習について尋ねられたジェニファーが、「ベンがいろんな声を試すのを聞いてるわ」とMTVニュースに答えている。 「ダークナイト」シリーズ3部作では、クリスチャン・ベールがバットマン役を演じて高い評価を得ているが、今回ベンがバットマンを演じることには反対意見も多く出ている。そんな中、ジェニファーは夫のベンが新たな息吹を吹き込むだろうと確信しているようだ。 「もちろん、ベンがバットマン役に決まって私も大興奮よ。だって彼は自分のイメージ通りに演技をこなすことができる俳優だもの。それにこれは強調しておきたいけ
『あまちゃん』が東日本大震災を描いて大きな話題になった。震災の回はかなりの緊張感を持って迎えられていたね。作品の中で東日本大震災と向き合うというのはまだまだ難しいんだなと感じる一方で、これで「あまちゃん以降」という区切りが生まれたので今後は色々な作品の中で東日本大震災が描かれることになると思う。 ところで阪神淡路大震災はどうやって映画の中で描かれたのだろうか。俺が印象に残っている3本の映画を取り上げます。寅さん以外の2本は両方とも関西映画で日本映画史に残るレベルの大傑作です。 まずは阪神淡路大震災と同じ1995年に公開された『男はつらいよ 寅次郎紅の花』から。阪神淡路大震災は1月に起きて、『寅次郎紅の花』は12月に公開された。本作が阪神淡路大震災を取り上げたことは公開大きな話題になった。 劇中の時期は1995年の夏の終り。オープニングは寅さんへの連絡を乞う新聞広告から始まる。寅さんが199
リクイッド・ウッズ 樹海 [DVD] 出版社/メーカー: トランスワールドアソシエイツ発売日: 2013/10/02メディア: DVDこの商品を含むブログ (1件) を見る 原題は'Yellowbrickroad'。よく知らない人たちが作った米製の森林スリラーです。 1940年に住民のほとんどが突然町を離れ、そのまま行方不明になったニューハンプシャー州フライヤー。その真相を探ろうと、古い資料に記された地図を元に、今はただの森と化した場所、道なき道を調査チームが進む。だが、程無くして突然頼りにしていた計器類が狂い始め、彼らの耳には音楽が流れ出して…。 森を進むに連れて、狂い始めていく調査隊。そして、遂には殺戮が!?みたいなお話です。 全体的に、モキュメンタリー*1と劇映画の中間みたいな撮り方という事もあって、殺戮シーンやその後のサバイバル劇は結構グロい展開にもなるのに、意外なくらいあっさりと
真魚八重子(映画文筆業。「映画秘宝」「キネマ旬報」「TRASH UP」ほかで執筆多数) 「文化系女子」という言葉は業が深い。非常に使い勝手のいい言葉であると同時に、深く考え始めると、なんだかその範囲がぼんやりしてきて(?)となってしまう。でも、なにか絶対的に揺らがない共通の芯があるような、ある種の女性たちを的確に捉えた言葉。もちろん、この言葉を使う人によって定義に微妙な差があるし、少女でもないのに「女子」という呼び方が使われることに、露骨な苛立ちを見せる人も多い。「文化系女子」と呼ばれている女性像へ無性に反発を覚えるかたや、女性のなかでもひとつの言葉で自分の存在をくくられてしまうのが、窮屈でたまらないひともいるだろう。 そもそも「文化系女子」というのはざっくりした総称だ。読書、音楽、映画、美術など、インドア派な趣味をもつ女性たちを呼んだ表現だが、当たり前だけれど、そのなかには多様性がある
『ホワイトハウス・ダウン』 さあどんどん壊しましょう!本当に守っているのかエメリッヒ!?[♪akiraのスットコ映画の夕べ]-3,528文字- 2013年08月29日 19時31分 カテゴリ: ♪akiraのスットコ映画の夕べ • 殺しの映画レビュー タグ : ジェイミー・フォックス • チャニング・テイタム • ローランド・エメリッヒ • 洋画 『ホワイトハウス・ダウン(2013/米)』 監督 : ローランド・エメリッヒ 主演 : チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス 『インデペンデンス・デイ』で宇宙人にホワイトハウスを木っ端みじんにさせたのはドイツ人だからか?と思わせたエメリッヒでしたが、今度は守る方にまわってみました。本当に守っているのかエメリッヒ!? ソウヤー大統領(ジェイミー・フォックス)は、中東の貧困問題の解決が世界平和につながるという持論により、アメリカの武装解除と各
トップ > 映画・テレビ > 深町秋生『果てしなき渇き』が映画化!、主演女優が小松菜奈と聞いてわくわくが止まらない いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった|Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること|Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日 2013.08.09 いやあ、まだ公開されてなくて発表だけされた映画の話題で、こんなにわくわくのするって、ちょっとひさびさ。 あの深町秋生の処女作であり、大ヒット作である『果てしなき渇き』がなんと映画化です。 リンク: 映画『渇き。』公式サイト. 今まで、映画化されていなかったのが、
果てしなき渇き (宝島社文庫) 作者: 深町秋生出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/06/01メディア: 文庫 クリック: 45回この商品を含むブログ (97件) を見る 私のデビュー作「果てしなき渇き」を原作とした映画「渇き。」の情報が解禁となりました。 すでにコメントはこのようにしているわけですが、 http://kawaki.gaga.ne.jp/comment.html(映画化にさいして) 取材途中の長距離ドライブで、東北道蓮田SA(小説にも出てくる)にあるスターバックスで、準備稿のシナリオを読みました。ほんのちょっと読むつもりで、すぐにドライブを再開するつもりだったのですが、内容がじつにヒリヒリで情け容赦がない。中島監督の言葉を借りると、「日本映画にかつて無いバイオレンス・ファンタジー」を予感させる物語になっておりました。 けっきょくスタバで一気読み。とくにラストに心を
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