日本人には、刻苦勉励し努力することを尊ぶ傾向があります。しかし、ややもするとそのこと自体が自己目的化し、成果を上げることに結びつかないこともあります。それに対し、鎌田教授はラクして成果を上げる具体的な戦術を提案してくれました。それらは教授の専門分野である理系の考え方が背景になっています。そして、ラクをするということは、手抜きをすることではなく、ムダな時間をなくすことだと明言しています。たしかな時間の戦略を持って、豊かな人生を送ることを提唱してくれました。 今日、私に与えられたテーマには3つの要素が含まれています。 @ラクしてA理系的B仕事術です。 それぞれについて、キャッチフレーズになるような言葉を上げつつ、どのように達成するかをお話します。 まず、「@ラクして」です。刻苦勉励して努力することが良いというのが日本人の風潮です。しかし、合理的に考えれば、同じ成果を得られるのなら、ラクな