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ブックマーク / satoshi.blogs.com (13)

  • ウェブサービスAPIにおける『成りすまし問題』に関する一考察

    先週の末に、はてなのウェブ・サービスAPIを使ったMash-upアプリをFlash上で作り始めていきなりつまずいたのが、Cross-Domainセキュリティ。satoshi.blogs.comから取得したswfファイル上のActionScriptからb.hatena.ne.jp下にあるRSSフィードだとかXML-RPCにアクセスができないのだ。 「確か方法があったはず」と調べてみると、はてな側がサーバーにcrossdomain.xmlというファイルを置いて明示的にCross-Domainアクセスを許可していなければならない、という。そこで見つけたのが、「Flashから各APIの操作、データのロードができるよう、サーバ上に「crossdomain.xml」というポリシーファイルの設置をお願いしたい。」というはてなアイデアへのリクエスト。2006年の2月にリクエストが出されているのだが、11月

  • 1つめの封筒を開けたStephen Elop (CEO of Nokia)

    こちら(米国)の携帯業界での今日の一番のニュースは、NokiaのCEOのStephen Elopの書いたメモ。全文がこちらに掲載されている。Nokiaの置かれている状況は、規模こそちがうが日のガラケー・メーカーの置かれている立場ととても良く似ている。 Symbian Series 60を搭載したNokiaのケータイは、一応「スマートフォン」のカテゴリーには入れてもらえてはいるが、実際のところは日のガラケー以下のものでしかない。利益率の高いハイエンド市場を完全にAppleに持って行かれ(300ドル以上のケータイの61%がiPhone)、Nokiaにとって稼ぎ頭だった低価格ケータイはいまや誰にでも作れる時代になってしまった。 Stephen Elopのメモで一番印象に残ったのは、この部分、 At the lower-end price range, Chinese OEMs are cra

    teppeis
    teppeis 2011/02/11
    「日本で稟議書に判子を押している間に、中国では新機種が作られる」
  • 組み込みデバイスの開発にこそ必要な「おもてなし設計」

    最近、UIEvolutionのビジネスが、単なる「テクノロジーのライセンス・ビジネス」から、「プロトタイプの構築」や「おもてなし設計」ビジネスにシフトしている。一昔前は、「UIEngineのJavaに対する優位性を説明して欲しい」などの技術的な問い合わせばかりが多かったが、最近は「○○向けのデバイスを作っているんだけど、おもてなしの設計の段階から手伝ってくれないか」という話が増えているのだ。「おもてなし設計」の重要性が業界でようやく理解されて来た兆候だと解釈している。 そこで今日は、そんな傾向をさらに押し進めるために、スマートフォン・タブレット・家電などの組み込みデバイスの開発における「おもてなし設計」の重要性の話。 ここのところ「Androidタブレットはヨドバシカメラの「Androidタブレットコーナー」に横並びにされた時点で負けだ」「なぜ横並びで展示されるAndroidタブレットを作

    teppeis
    teppeis 2011/01/31
    「この段階では、当然だが「OSを何にするか」とか「CPUは何にするか」は全く重要ではない。」
  • 2011年はソシアル・アプリ元年か?Facebookユーザー向けグループウェアFruence

    11〜12月にかけて、3連続してGoogle App Engine上のアプリを作ったので、かなりDatastoreにも慣れて来たし、ライブラリも充実してきた。これならば、小さなアプリなら2〜3日で開発+リリースする事も十分に可能だ。ということで、正月休みの間に「書き初め」として何か自分の日々の仕事の役に立つものを作ろうと思い立ったのが1日の夜。 そこでまず候補として思いついたのが、オンラインの「to-do リスト」サービス。ここのところ、の執筆、雑誌のコラム、CloudReaders、neu.Notes、neu.Draw、neu.Annotate、neu.Journal と複数のプロジェクトに同時に関っているため、記憶やメモに頼って作業するのは不可能になって来た。そこで、どのデバイスからでも簡単にアクセスできる「オンライン to-do リスト」が欲しいと思ったのだ。 ただ、単なる「オン

    2011年はソシアル・アプリ元年か?Facebookユーザー向けグループウェアFruence
  • 電子出版に関する一考察:コンテンツのガラパゴス化の危機

    今日は日経BPのセミナー(参照)で、iPadと電子出版の未来について講演をしてきた。私の講演の内容に関しては、一両日中にネットに上がると思うのでここには書かないが、この講演およびその準備段階を通して学んだとても大切なことを一つ書こうと思う。それは日の出版社に迫る「コンテンツのガラパゴス化の危機」である。 午後の部でヤッパの伊藤氏の講演を聞いていて少し疑問に思ったので、フォーマットのオープン化に関する質問をした私だが、彼の「まだコンテンツの数が少ないのでオープン化を考慮する必要はない」という返答でヤッパの狙いが明らかになった。セルシスと同じく「クローズドなフォーマットによるコンテンツの抱え込み」である。 ここまでフォーマットのオープン化(すなわち誰でもビューアーをライセンス・フリーで作れること)の大切さが叫ばれている今、時代に全く逆行するビジネスモデルだが、漠然とした危機感を抱いてはいるが

    teppeis
    teppeis 2010/05/25
    「iPadぐらいの解像度を持つモバイルデバイス向けにマンガを提供する際は、妙な(セルシスがやっている)「コマ割り」や(ヤッパがすすめる)「マルチメディア化」をせずに」これは同意。
  • GoogleはなぜAndroidやChrome OSを無料で配布するのか?

    先週「Androidと家電」というタイトルで講演をさせていただいた私だが、そのプレゼンのキーポイントは、「なぜGoogleAndroidを無料で配布するのか?」。それを私なりに説明するための資料として作ったスライドが以下の二枚。 まずこれは、MicrosoftとIntelがパソコン・ビジネスを育てるためにした「コモディティ戦略」を図式化したもの。IntelとMicrosoftで協力してCPUとOSを部品化・規格化することにより、誰でもパソコンを作れる様にしたのがそれ。これにより、パソコン・ビジネスへの参入障壁が減り、パソコン・メーカーが乱立。差別化がしにくい部分(つまりIntelとMicrosoftがほぼ独占的に提供するCPUとOS以外の部分)で激しいコスト競争が起こり、パソコンのコモディティ化が一気に進んだのは皆さんの記憶にも新しいはず。 特筆すべきなのは、MicrosoftもInte

    GoogleはなぜAndroidやChrome OSを無料で配布するのか?
  • Ruby on Railsの「えせMVC」の弊害

    先日のエントリーでも少し触れたが、Ruby on Railsの最大の問題点は、それが持つ「一見そのフレームワークがMVCの形をとりながら、MVCの最も大切なところを外している『えせMVC』である」点にある。MVC(Model View Controller)がなぜ必要かを根底の部分でちゃんとと意識せずにRailsアプリケーションを作ると、後々ひどい目に会うので注意が必要である。 その意味では「RailsでMVCを学ぶ」などもっての他だし、「JavaにもRailsと同じようなフレームワークを作って業務用アプリの開発を効率化しよう」などという発想もとても危険である。 ということで、今日はまずはMVCの解説から。 MVCの発想の根底には、「モジュール化と情報の隠蔽により、プログラムがスパゲッティ化するの(コード間の相互依存関係が複雑に入り込んでしまってにっちもさっちも行かない状態になること)を避

    teppeis
    teppeis 2009/10/13
    「Modelの外部インターフェイスの設計においてもっとも大切なことは、この「データの整合性」の責任を100%Model側で引き受け、「Controllerが何をしてもデータの整合性だけは絶対に壊れない」ように作っておくこと」
  • HTML5時代の「運営しやすいアーキテクチャ」の話

    増井君と二人でPhotoShareというサービスを立ち上げてもう15ヶ月になるが、いろいろと学んだことがある。その中でもつくづく思うのは、サービスを作り上げる段階よりも、運営のことを考えた設計が大切なこと。つまり、メンテナンスしやすい、テストしやすい、多少のミスをしても大丈夫、こまめなアップデートがしやすい、作業分担がしやすい、などなどである。 そんななかで強く感じるのは、「AJAXを見た目や使いやすさの面だけに利用するだけでなく、『運営しやすいサービス』を作るのに利用できないか」ということである。 私のイメージするアーキテクチャを図にするとこんな感じになる。 まず一番の特徴は、テンプレート等を利用したHTMLのダイナミックな生成をすべてやめて、データ(JSONもしくはXML)だけをダイナミックに生成するようにし、HTMLはスタティック・ファイルをサーバー側に置いておく(上の図で、CSS,

    HTML5時代の「運営しやすいアーキテクチャ」の話
    teppeis
    teppeis 2009/10/13
    エンタープライズだとブラウザのバリエーションもSEOも考えないでいいから相性良いかも。
  • DellのAndroidケータイが意味するもの

    CNet/WSJにも書かれていたが(参照)、DellAndroidを使ったスマートフォンのリリースに向けて着々と準備を進めているらしい。 Microsoft/Intel連合がOSとチップセットという組み合わせでパソコンビジネス(ハード)への参入障壁を極端に低くし、大量の新規参入組と自然淘汰により一気にパソコンの低価格化・コモディテぃ化が進んだことは記憶に新しいと思うが、それと同じような波がようやく携帯電話の世界に押し寄せて来ている。 ここに来てはっきりと見えて来たことがいくつかある。 Androidにより参入障壁が大幅にさがり、中国台湾韓国などからメーカーが大量に参入してくる そういったメーカーに製造をまかせ、自分はデザインとブランドだけで勝負する企業も参戦する(Dellはだぶんここに位置することになる) スマートフォンとそれ以外の境があいまいになり、フルブラウザーを搭載するのがあた

    teppeis
    teppeis 2009/10/09
    世界のケータイはDell的なものへ。日本は?
  • GoogleのAndroid向けのアプリビジネスはなぜ魅力的ではないか?

    PhotoShareをiPhone向けに提供して早くも一年になるが、もっとも良く投げかけられる質問は「PhotoShareはAndroidとかの他のプラットフォームに移植しないの?」というものだ。 少し前までは、「まだiPhone以外のビジネスが十分に大きくないから今はまだ早い」、「iPhone上でやるべきことはまだ沢山あるから」、などと答えて来たのだが、最近は少し見方が変わってきた。 今の勢いでHTML5が進化・浸透してくれるのであれば、わざわざ移植コストをかけてAndroidWindows Mobile向けにネーティブ・アプリを開発するよりは、少なくともUIの部分をすべてHTML+Javascriptにまかせたアーキテクチャでのインタラクティブなアプリの開発というのも十分に可能性があるように思えてきたのだ。 この「HTML+Javascriptですべて出来るじゃん」という発想は、そも

    teppeis
    teppeis 2009/08/13
    「最新のハード向けにばりばりのネーティブコードを書きたかったらiPhone向けのアプリをObjective Cで作り、さまざまなデバイスへの移植性が重要ならHTML5+Javascript」
  • iPhone OS 3.0 に関してひと言

    米国のPR会社に勤める知り合いに「iPhoneの新しいOSに関してひと言」というテーマでインタビューを受けた。要約するとこんな感じ。 私:Big Canvasのビジネスにとって一番プラスになるのは間違いなくPush Notification。昨年の9月にリリースされるはずだったので、その時から首を長くして待っていた。PhotoShareのようなコミュニケーション型のサービスにとって、Push型で情報を届けることは、携帯電話にふさわしいおもてなしを提供するという意味でも必須。3.0向けのSDKを入手し、開発をしているところだ。 私:私は常日頃から「AppleGoogleMicrosoftの18〜24ヶ月先を走っている」と言っているが、今回のアップデートで、Appleは業界のリーダーシップのポジションをまだしばらくは走り続けることを明確にした。Big Canvasのようなベンチャー企業にと

  • 単なる「低コストの外注先」ではなくなりつつあるインドのIT産業

    今週はMBAの授業の一環でインドのいくつかの企業を訪ねてまわっているのだが、今日行ったのはInfoSys。 InfoSysは、Fortuneマガジンが"Top Companies for Leaders 2007' list"の10位に選んだ、インドの「IT産業」の花形。

    teppeis
    teppeis 2009/03/15
  • Life is beautiful: ビル・ゲイツの面接試験―私の場合

    マイクロソフトの採用面接がユニークであることは、「ビル・ゲイツの面接試験-富士山をどう動かしますか」というで一時話題になった。もちろん、私自身もマイクロソフト社で面接官として数え切れないほどのエンジニアの面接を担当し、自分なりに工夫して作り出した試験問題を幾つも用意していた。今日は、その一つを披露して、得意のうんちくを展開しよう。 [問題] 二次元座標上に、それぞれの辺がX軸・Y軸と平行に置かれた長方形Aと長方形Bがあるとする。その時、長方形Aと長方形Bが一部でも重なるかどうかを判断する条件式を書け。フォーマットは、CやJavaなどのコンピューター言語でも良し、単なる数式でも良い。制限時間は30分。ただし、考えていることを声に出し、ホワイト・ボードを使って自分の考えのプロセスを説明しながら解くこと。 もし、これからプロのソフトウェア・エンジニアを目指そうという理科系の学生がこのブログを

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